にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第153回です。
今回紹介するのは、スイスのバンドCORONERのR.I.P.です。
CORONERは有名なバンドですが、にわか目線で紹介していきたいと思います。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Marquis Marky – Drums, Vocals (Backing)
Ron Royce – Bass, Vocals
Tommy T. Baron – Guitars, Vocals (Backing)
CORONERは上記のとおり、トリオ編成のバンドです。
R.I.P.は1枚目のアルバムで、1987年6月1日にNoise Recordsからリリースされました。
国内盤も1987年9月20日にVAPからリリースされました。
CDは1989年に初めてリリースされました。
自分はオリジナル盤を持ってはいません。
自分が所有しているのは、2003年4月8日にNoise Recordsから再発されたものです。
なので、リリースされてから約16年の間、このアルバムを聴いたことがなかったです。
完全な後追いです。
全13曲収録で、収録時間は約45分です。
13曲中、5曲はインストです。
収録曲は以下の通りです。
Intro
Reborn Through Hate
When Angels Die
Intro (Nosferatu)
Nosferatu
Suicide Command
Spiral Dreams
R.I.P.
Coma
Fried Alive
Intro (Totentanz)
Totentanz
Outro
2曲目の「Reborn Through Hate」のサンプルを貼っておきます。
CORONERは上記にも書きましたが、後追いです。
1980年代から名前は知っていましたが、2000年代になって、アルバムを揃え始めました。
しかし、リリースされたアルバムは、全部揃えてはいません。
2018年に持っていなかったアルバムが再発されましたが、買い逃しています。
何故、CORONERを聴き始めたのが遅れたか、理由を書きたいと思います。
1980年代から1990年初頭にかけて、スラッシュ・メタルを追いかけていましたが、正直なところ、スラッシュ・メタルにスピードを求めていました。
そして、楽曲が複雑に展開していくテクニカル・スラッシュ・メタルというジャンルには、正直なところ、苦手な印象を持っていました。
なので、その範疇に入れられることが多いCORONERを敬遠していました。
しかし、初めてCORONERのアルバムを聴いたり、セカンド・アルバム以降作られたミュージック・ビデオを観て、敬遠していたことを後悔しました。
「テクニカル」という単語にこだわり過ぎていました。
確かにテクニカルな面もありますが、疾走感のある楽曲を聴くことができました。
一度、アルバムを聴いてからは、苦手意識もなくなり、普通に聴けるようになりました。
自分はCORONERを聴いて、テクニカル・スラッシュ・メタルというジャンルを克服出来ました。
1980年代から活動しているバンドなので、すでにお聴きになられている方も多いと思いますが、まだお聴きになられていない方は一度聴いてみてください。
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