にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第292回です。
今回紹介するのは、ドイツのバンドDESTRUCTIONのSentence Of Death / Infernal Overkillです。
今回はファーストEPのSentence Of Deathとファースト・アルバムInfernal Overkillのコンピレーション盤の紹介です。
まずは、Sentence Of Deathのジャケットです。
このEPのジャケットは2種類存在します。
最初は、ヨーロッパ盤のジャケットです。
次にアメリカ盤のジャケットです。
そして、ファースト・アルバムInfernal Overkillのアルバム・ジャケットです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Schmier – Bass, Vocals
Mike – Guitars
Tommy – Drums
両作品ともレコーディング・メンバーは同じです。
まずはコンピレーション盤のリリース情報を書きます。
このコンピレーション盤は、1988年6月1日にSPV / Steamhammerからリリースされました。
全13曲収録で、収録時間は約59分です。
次に各々の作品のリリース情報を書きます。
1枚目のEPであるSentence Of Deathは、1984年11月10日にSPV / Steamhammerからリリースされました。
このEPは、全6曲収録で、収録時間は約20分です。
そして、1枚目のアルバムであるInfernal Overkillは、1985年5月24日にSPV / Steamhammerからリリースされました。
このアルバムは、全8曲収録で、収録時間は約40分です。
コンピレーション盤と合計した曲数が異なりますが、それは、コンピレーション盤では、Sentence Of Deathの1曲目のイントロと2曲目の「Total Desaster」が一緒になっているために、1曲少なくなっています。
話をコンピレーション盤に戻します。
コンピレーション盤の収録曲は以下の通りです。
【Sentence Of Death】
Total Desaster
Black Mass
Mad Butcher
Satans Vengeance
Devils Soldiers
【Infernal Overkill】
Invincible Force
Death Trap
The Ritual
Tormentor
Bestial Invasion
Thrash Attack
Antichrist
Black Death
3曲目の「Mad Butcher」と10曲目の「Bestial Invasion」のサンプルを貼っておきます。
DESTRUCTIONは3枚目の紹介です。
DESTRUCTIONの初期作品は、EP+アルバムといった風に、コンピレーション盤になっているので、前回の記事でもMad Butcher / Eternal Devastationのコンピレーション盤を紹介しました。
今回はファーストEPのSentence Of Deathとファースト・アルバムInfernal Overkillのコンピレーション盤です。
コンピレーション盤を所有しているということは、オリジナル盤を持っていないということです。
DESTRUCTIONはRelease From Agonyから聴き始めたので、最初期の作品は後追いです。
このコンピレーション盤を初めて聴いた時は、その荒らしさと勢いに任せた演奏に驚きました。
同時に、もっと早く聴かなかったのを後悔しました。
最初期からDESTRUCTIONの特徴であるヴォーカルとギターの音が確立されています。
歌詞にも悪魔的なものもあり、邪悪な雰囲気を醸し出しています。
この頃の演奏は上手くないようですが、それが特徴的なスラッシュ・メタルを作り出しています。
DESTRUCTIONは、KREATORとSODOMと並んで、ドイツのスラッシュ・メタルを代表する存在です。
今も現役で、第一線で活躍しています。
2018年には再発もされました。
DESTRUCTIONをお聴きになられている方は多いはずです。
しかし、まだ、お聴きになられたことがない方は、一度聴いてみてください。
コメント