純粋なスラッシュ・メタルの範疇から離れると思いますが、今日はアメリカのヘヴィ/パワー/スラッシュ・メタル・バンドのMETAL CHURCHの初期2作品について、書きたいと思います。
初期2作品とは、Metal ChurchとThe Darkの2枚のアルバムのことです。
自分はこの2枚のアルバムを気に入っています。
METAL CHURCHがリリースしたフル・アルバムはすべて持っているのですが、上記に書いた初期2作品を聴く頻度が高いです。
何故か、と考えてみましたが、深い理由はなく、スピード・チューン、ミドル・テンポの曲やバラードっぽい曲もあり、バラエティに富んだ内容が好きだからでしょうか。
しかし、自分の初めてのMETAL CHURCHは、この2作品ではありません。
ヴォーカルがDavid WayneからMike Howeに変わった3枚目のアルバムBlessing In Disguiseのレコードからでした。
このアルバムに収録されている「Badlands」のミュージック・ビデオを観て、Blessing In Disguiseを購入しました。
それからMETAL CHURCHに興味を持って、過去に遡って、初期の2作品Metal ChurchとThe Darkを手に入れました。
それからこの2枚のアルバムにはまっていきました。
今でも定期的に聴いています。
しかし、誤解を招きたくないのは、この2枚のアルバムのヴォーカルをDavid Wayneが務めているだけで、他のヴォーカルの時代のアルバムも嫌いではないです。
基本的に、METAL CHURCHは好きなバンドです。
そこは強調しておきます。
それでは、ここで初期の2枚のアルバムMetal ChurchとThe Darkを紹介します。
2枚のアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
David Wayne – Vocals
Kurdt Vanderhoof – Guitars
Craig Wells – Guitars
Duke Erickson – Bass
Kirk Arrington – Drums, Percussion
Metal Churchは1枚目のアルバムで、1984年7月にGround Zero Recordsからリリースされました。
全9曲収録で、収録時間は約42分です。
収録曲は以下の通りです。
Beyond The Black
Metal Church
Merciless Onslaught
Gods Of Wrath
Hitman
In The Blood
(My Favorite) Nightmare
Battalions
Highway Star (Deep Purple)
9曲目はご存じの名曲DEEP PURPLEのHighway Starのカバー曲です。
2曲目のタイトル・チューン「Metal Church」のサンプルを貼らせていただきます。
The Darkは2枚目のアルバムで、1986年10月6日にElektra Recordsからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約43分です。
収録曲は以下の通りです。
Ton Of Bricks
Start The Fire
Method To Your Madness
Watch The Children Pray
Over My Dead Body
The Dark
Psycho
Line Of Death
Burial At Sea
Western Alliance
初めてのミュージック・ビデオになった4曲目の「Watch The Children Pray」を貼らせていただきます。
ちなみに、この2作品、いわゆるヴォーカルがDavid Wayne期のライブ・アルバムLiveが存在します。
1986年のThe Darkに伴うツアーを収録したものです。
1998年10月5日にSteamhammer / SPVからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約46分です。
収録曲は以下の通りです。
Ton Of Bricks (Live)
Hitman (Live)
Start The Fire (Live)
Gods Of Wrath (Live)
The Dark (Live)
Psycho (Live)
Watch The Children Pray (Live)
Beyond The Black (Live)
Metal Church (Live)
Highway Star (Deep Purple) (Live)
このライブ・アルバムは、初期アルバム2作品のベスト盤みたいなものですね。
初期の2枚が好きな自分にとっては、お得感があります。
METAL CHURCHは知られた存在なので、今回紹介したアルバムは既にお聴きになられた方が多いかも知れません。
しかし、まだお聴きになられたことがない方には聴いて欲しいバンドです。
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