にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第329回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドTOXIKのThink Thisです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Charles Sabin – Vocals
Josh Christian – Guitars, Vocals (Backing)
John Donnelly – Guitars, Keyboards, Vocals (Backing)
Brian Bonini – Bass, Keyboards, Vocals (Backing)
Tad Leger – Drums, Vocals (Backing)
【Guest / Session】
Kent Smith – Keyboards (Additional)
John Zahner – Keyboards (Additional)
Paul Prator – Keyboards (Additional)
Janelle Sadler – Vocals (Additional, Harmony)
ヴォーカルが交代し、ギタリストが新たに加入し、ツイン・ギター体制になりました。
Think Thisは2枚目のアルバムで、1989年10月13日にRoadracer Recordsからリリースされました。
レコードは、全10曲収録で、収録時間は約45分です。
CDとカセットは、「Technical Arrogance」という曲と、LED ZEPPELINのカバー曲「Out On The Tiles」の2曲が追加収録されていて、全12曲収録で、収録時間は約54分になっています。
アルバム・ジャケットは、Ed Repkaが手掛けています。
自分はオリジナル盤を所有していません。
自分が持っているのは、2020年10月にCD-Maximumからリリースされたロシア・ライセンス盤です。
このロシア・ライセンス盤の内容は、2007年1月15日にMetal Mind Productionsが再発したCDと同じで、ボーナス曲が2曲収録されています。
なので、全14曲収録で、収録時間は約64分です。
ちなみに、ほぼ同時期の2007年3月28日にDispleased Recordsからリリースされた再発盤CDは、ボーナス曲が5曲収録されていました。
自分は、2007年に再発されたこれらのCDも持っていません。
当時、何をしていたんでしょうかね。
勿体ないことをしました。
今では、何とか入手することができて、本当に良かったです。
ロシア・ライセンス盤の収録曲は以下の通りです。
Think This
Greed
Spontaneous
There Stood The Fence
Black And White
Technical Arrogance
War NJN 8 / In God
Machine Dream
Out On The Tiles (Led Zeppelin)
Shotgun Logic
Time After Time
Think That
Shotgun Logic (Rhythm Track With No Vocal Or Guitar Solo) (Bonus Track)
Black & White (Rhythm Track With No Vocal Or Guitar Solo) (Bonus Track)
1曲目のタイトル・トラック「Think This」のサンプルを貼っておきます。
TOXIKは2回目の紹介です。
テクニカルなスピード/スラッシュ・メタルのジャンルに入るバンドです。
昔は、複雑な展開で進む楽曲を聴くのが苦手で、良い作品であっても、敬遠していました。
最近は、テクニカルなスラッシュ・メタルを聴くのは、苦手ではなくなりました。
なぜ、克服できたのか。
それは、ちゃんと聴いてみると、良い作品だったからです。
聴かず嫌いは駄目ですね。
1枚目のアルバムWorld Circusもテクニカルでしたが、まだストレートなスラッシュ・メタルが聴けた印象があります。
Think Thisはよりテクニカルで、複雑な展開の曲を聴くことができます。
それに、ハイトーンのヴォーカルが歌います。
疾走曲もあります。
4曲目の「There Stood The Fence」はバラードです。
いろいろなタイプの曲が収録されています。
そして、曲も長くて約5分台なので、飽きることなく、最後まで聴くことができます。
ちなみに、TOXIKのアルバムは、単体ではCDを見つけることは難しいですが、World CircusとThink Thisの2枚組CDが2022年6月22日にDissonance Productionsから再発されました。
残念ですが、ボーナス曲は収録されていません。
アルバム・ジャケットは下になります。
この記事を見ていただいて、TOXIKに興味をもたれたら、一度聴いてみてください。
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