にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第178回です。
今回紹介するのは、イタリアのバンドNUCLEAR SIMPHONYのLost In Wonderlandです。
ちなみに、上のアルバム・ジャケットは再発盤のものです。
オリジナル盤のアルバム・ジャケットは下になります。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Gino Pecoraro – Guitars, Vocals
Ciro Signorello – Guitars, Bass
Giovanni La Rocca – Drums
トリオ編成のバンドです。
Lost In Wonderlandは1枚目、且つ唯一のアルバムで、1989年にMetalmaster Recordsからリリースされました。
全9曲収録で、収録時間は約44分です。
当初はレコードとカセットしかリリースされませんでした。
1990年になって、CDがリリースされました。
CDにはボーナス曲が1曲収録されています。
国内盤も1990年6月21日にTeichiku Recordsからリリースされました。
国内盤も輸入盤CDと同じボーナス曲が1曲収録されています。
ちなみに、国内盤はアルバム・ジャケットが異なります。
残念ながら、ここに貼り付けられるほどの画像を見つけられませんでした。
自分は、オリジナル盤も、国内盤も持っていません。
2009年12月6日にMetalmaster Recordsが再発したCDを所有しています。
残念ながら、ボーナス曲は収録されていません。
その収録曲は以下の通りです。
Mister I.D.G.A.F.
Lustful For Disaster
Cry
Evil Spray
Mimmo The Bull
Where Eagles Reign
Rapsody Of Sadness
Create Your Destiny
Die For Your Flag
2曲目の「Lustful For Disaster」のサンプルを貼っておきます。
1990年当時、国内盤がリリースされるのは、知っていました。
雑誌のレヴューで知りました。
しかし、当時は購入に至りませんでした。
その行為が後々後悔することになりました。
2000年代になって、その存在を思い出して、急に聴きたくなり、CDを探しましたが、後の祭りです。
リリースされてから再発されていなかったので、入手困難でした。
そんな時、2009年にオリジナル盤をリリースしたMetalmaster Recordsが再発することを知りました。
今回は買い逃さないように、専門店ですぐに購入しました。
内容は疾走する曲もあり、ミドル・テンポの曲もあり、起伏のあるアルバムでした。
すんなり最後まで聴くことができました。
ヨーロッパのスラッシュ・メタル・バンドですが、アメリカのスラッシュ・メタルからの影響も感じさせます。
なかなか音源が見つからないかも知れませんが、もし見つけられたら、一度聴いてみてください。
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