にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第408回です。
今回紹介するのは、イタリアのバンドBULLDOZERのThe Final Separationです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
AC Wild – Vocals, Bass
Andy Panigada – Guitars
Don Andras – Drums, Vocals (Track 5)
1枚目のアルバムThe Day Of Wrathからメンバー・チェンジはありません。
The Final Separationは2枚目のアルバムで、1986年2月にRoadrunner Recordsからリリースされました。
全8曲収録で、収録時間は約41分です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が所有しているのは、前回のThe Day Of Wrathアルバムの時にも書きましたが、2006年11月27日にMetal Mind Productionsから2,000セット限定でリリースされたボックス・セットRegenerated In The Graveに収められている1枚としてです。
このボックス・セットは、BULLDOZERが1985年から1990年に残したアルバム5枚が収められています。
そのボックス・セットの外観は、以下の通りです。
このボックス・セットでのThe Final Separationの収録曲には、1984年2月にリリースしたシングルFallen Angelの「Another Beer (It’s What I Need)」がボーナス曲として収録されています。
なので、全9曲収録で、収録時間は約44分です。
その収録曲は以下の通りです。
The Final Separetion
Ride Head-Die Fast
The Cave
Sex Symbols’ Bullshit
“Don” Andras
Never Relax
Don’t Trust The “Saint”
The Death Of Gods
Another Beer (It’s What I Need) (“Fallen Angel” Single 1984) (Bonus Track)
1曲目のタイトル・トラック「The Final Separetion」のサンプルを貼っておきます。
BULLDOZERは2回続けての紹介です。
BULLDOZERは後追いで知りました。
細かいことは前回のThe Day Of Wrathの記事に書いたので割愛しますが、とにかく、聴き始めたのは遅かったです。
2000年代後半になってからです。
なので、BULLDOZERを手に入れた時は、嬉しくて何度も聴いていた記憶があります。
初めてThe Final Separationを聴いた時、前作であるファースト・アルバムのThe Day Of Wrathで聴くことができたもろにVENOM影響下の音楽性が薄れたかな、と思いました。
しかし、VENOMの影響を感じさせるところもあり、邪悪な雰囲気も相変わらずで、軽快なロックン・ロール風の疾走感のある曲は健在でした。
それでも、「”Don” Andras」のようなテンションの高い曲や「The Death Of Gods」のような約10分の長尺な展開のある曲もあり、バリエイションが加わりました。
ファースト・アルバムThe Day Of Wrathを聴いて気に入った方には、この作品も是非聴いて欲しいです。
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