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にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバム(407) – BULLDOZER – The Day Of Wrath

BULLDOZER
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にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第407回です

今回紹介するのは、イタリアのバンドBULLDOZERThe Day Of Wrathです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。

AC Wild – Vocals, Bass, Lyrics

Andy Panigada – Guitars

Don Andras – Drums

【Guest / Session】

Dario Carria – Bass (Track 4)

Adriano Bosone – Narration (Track 1)

The Day Of Wrathは1枚目のアルバムで、1985年3月13日にRoadrunner Recordsからリリースされました。

このアルバムのプロデューサーは、TANKのAlgy Wardが務めています。

国内盤は、1985年10月21日にFar East Metal Syndicateからリリースされました。

全9曲収録で、収録時間は約42分です。

輸入盤も国内盤も内容は変わりません。

ちなみに、自分はオリジナル盤を持っていません。

自分が所有しているのは、2006年11月27日にMetal Mind Productionsから2,000セット限定でリリースされたボックス・セットRegenerated In The Graveに収められている1枚としてです。

このボックス・セットは、5枚組CDで、1枚目のアルバムThe Day Of Wrath、2枚目のアルバムThe Final Separation、3枚目のアルバムIX、4枚目のアルバムNeurodeliriとライブ・アルバムAlive….In Polandと、彼らが1985年から1990年にリリースした作品を収めたものです。

ボックス・セットのジャケットは下になります。

このボックス・セットでのThe Day Of Wrathの収録曲には、1984年2月にリリースしたシングルFallen Angelのタイトル・トラックがボーナス曲として収録されています。

なので、全10曲収録で、収録時間は約46分です。

その収録曲は以下の通りです。

The Exorcism

Cut Throat

Insurrection Of The Living Damned             

Fallen Angel

The Great Deceiver

Mad Man

Whisky Time

Welcome Death

Endless Funeral

Fallen Angel (“Fallen Angel” Single 1984) (Bonus Track)

2曲目の「Cut Throat」のサンプルを貼っておきます。

BULLDOZERは初めての紹介です。

ジャンル的には、ブラック/スピード/スラッシュ・メタルの範疇に入ります。

認識が間違っていなければ、イタリアのVENOMと言われたバンドです。

音楽性もVENOMに通じるところがあります。

自分はBULLDOZERをリアル・タイムでは聴いていません。

完全な後追いです。

いつBULLDOZERを認識したのかは、はっきりと覚えていませんが、2000年代後半になってからだと思います。

2006年から2007年頃のMetal Mind Productionsの再発盤も見逃していました。

アルバム単品では買い逃していたので、BULLDOZERの作品を探し回った結果、上記したボックス・セットRegenerated In The Graveの新古品を専門店の通販で購入しました。

それで、ようやくBULLDOZERを聴くことができるようになりました。

いろいろ書いてきましたが、肝心のThe Day Of Wrathの内容に触れないといけないですね。

このアルバムは、厳かな雰囲気を漂わせたイントロ「The Exorcism」から始まります。

そして、2曲目の「Cut Throat」からは、まさにVENOMに通じる疾走感のある曲がスタートします。

そのVENOM的な邪悪な雰囲気を漂わせた軽快なロック調の楽曲は、最後まで続きます。

自分は初めて聴いた時から気に入りました。

ちなみに、The Day Of Wrathは、2022年7月28日にShadow Kingdom Recordsから再発されています。

内容は、ボーナス曲等はなく、オリジナルに忠実ですが、貴重な再発です。

VENOMの影響下にある音楽を聴いてみたい方にはおすすめです。

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