にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第215回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドMELIAH RAGEのKill To Surviveです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
【Original Line-Up】
Mike Munro – Vocals
Anthony Nichols – Guitars
Jim Koury – Guitars
Jesse Johnson – Bass
Stuart Dowie – Drums
【Guest / Session】
Bob Mayo – Vocals (Backing) (Tracks 2, 4)
Glen Rice – Vocals (Backing) (Tracks 2, 4)
Alec Dowie – Vocals (Backing) (Tracks 2, 4)
ゲストのBob Mayoは、マサチューセッツ州ボストン出身のスラッシュ・メタル・バンドWARGASMのヴォーカルとベースを務めていた人です。
MELIAH RAGEもボストン出身のバンドなので、その繋がりでゲスト参加したのかも知れません。
Kill To Surviveは1枚目のアルバムで、1988年11月23日にEpic Recordsからリリースされました。
いきなりのメジャー・レーベルからのデビューです。
かなり期待されていたのでしょう。
全7曲収録で、収録時間は約35分です。
国内盤も1989年3月1日にEpic Records Japanからリリースされました。
国内盤には、歌詞が過激すぎるとして、米国オリジナル盤から外されたタイトル・トラック「Kill To Survive」が収録されています。
なので、国内盤は全8曲収録で、収録時間は約38分となっています。
自分がもっているのは、米国オリジナル盤です。
しかし、2018年に再発されたHammerheart Records盤には「Kill To Survive」がしっかり収録されています。
自分はこの再発盤も持っていないので、「Kill To Survive」が聴けません。
残念です。
自分が所有している米国オリジナル盤の収録曲は以下の通りです。
Beginning Of The End
Bates Motel
Meliah Rage
Deadly Existence
Enter The Darkness
Impaling Doom
The Pack
1曲目の「Beginning Of The End」と2曲目の「Bates Motel」は、ミュージック・ビデオが作られました。
1曲目の「Beginning Of The End」のビデオは見つかりましたが、2曲目の「Bates Motel」は見つけることができませんでした。
MELIAH RAGEはリアル・タイムで知ったバンドです。
音楽性はスラッシュ・メタル寄りのヘヴィ・メタルです。
出会いは、上にも貼らせてもらった「Beginning Of The End」を聴いて、一発で気に入って、すぐにCDを買いに行った記憶があります。
正直、当時はこの「Beginning Of The End」1曲を繰り返し聴いていました。
それ以外の曲は、あまり聴いていませんでした。
しかし、今では全曲ちゃんと聴いています。
ちゃんと聴いていると、激速チューンはないものの、全体的に疾走感があり、曲によっては緩急もあります。
ピュアなスラッシュ・メタルではありませんが、スラッシュ・メタルの影響は感じられます。
とにかく、1曲目の「Beginning Of The End」が特にかっこいいので、是非聴いて欲しいです。
機会があれば、一度聴いてみてください。
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