にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第313回です。
今回紹介するのは、ドイツのバンドVENDETTAのGo And Live … Stay And Dieです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Daxx – Guitars, Vocals (Tracks 1, 3, 4, 5, 6)
Micky – Guitars (Lead), Vocals (Tracks 2, 3, 4)
Heiner – Bass
Samson – Drums
ギタリストの二人がリード・ヴォーカルを分け合っている形です。
Go And Live … Stay And Dieは1枚目のアルバムで、1987年9月にNoise Recordsからリリースされました。
全7曲収録で、収録時間は約38分です。
発売当初は、レコードとカセットのリリースでした。
ちなみに、A面がGo And Live…サイドで、B面が..Stay And Dieサイドになっていました。
いつもながら、オリジナル盤を所有していません。
自分が持っているのは、2007年7月20日にMetal Axe Recordsが再発したCDです。
この再発盤CDには、ボーナス曲2曲が収録されていて、1曲はイギリスのバンドSABBATとのスプリット・シングルの曲で、もう1曲は2枚目のアルバムBrain Damageの曲である「Brain Damage」のライブです。
なので、全9曲収録で、収録時間は約46分になりました。
再発盤CDの収録曲は以下の通りです。
Suicidal Lunacy
Go And Live … Stay And Die
Traitor’s Fate
System Of Death
Drugs And Corruption
Revolution Command
On The Road
And The Brave Man Fails (Bonus Track)
Brain Damage (Live) (Bonus Track)
1曲目の「Suicidal Lunacy」のサンプルを貼っておきます。
VENDETTAは2枚目のアルバム紹介です。
順序が逆になりましたが、前回は2枚目のアルバムBrain Damageを紹介しました。
そして、今回はデビュー・アルバムであるGo And Live … Stay And Dieを紹介しています。
VENDETTAも後追いで知ったバンドです。
切っ掛けは、YouTubeで観た2枚目のアルバムBrain Damageのタイトル・トラックである「Brain Damage」のミュージック・ビデオでした。
それを観たのが、2000年代になってからです。
CDを探し始めましたが、何も売っていませんでした。
しかし、2007年に2枚目のアルバムBrain Damageと同時に、このアルバムGo And Live … Stay And Dieが再発されることを知りました。
この機会を逃すと、二度と手に入れられないと思い、2枚まとめて購入しました。
Go And Live … Stay And Dieは、疾走感もあり、緩急もあり、ヴォーカルをギタリスト二人で務めていることもあって、工夫を感じさせるアルバムでした。
まだ、ヘヴィネスのうねりに巻き込まれていないので、1980年代のピュアなスラッシュ・メタルを聴くことができます。
VENDETTAはメジャーなスラッシュ・メタル・バンドではないですが、今も活動を続けています。
スラッシュ・メタルが好きな方はお聴きになられたことがあると思います。
この記事を読んでもらって、興味を持たれたなら、一度聴いてみてください。
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