にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第648回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドSADUSのSwallowed In Blackです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Darren Travis – Vocals, Guitars
Rob Moore – Guitars
Steve DiGiorgio – Bass
Jon Allen – Drums
前作からメンバー・チェンジはありません。
Swallowed In Blackは2枚目のアルバムで、1990年9月11日にRoadracer Recordsからリリースされました。
全11曲収録で、収録時間は約45分です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2017年11月17日にListenable Recordsから再発されたCDです。
収録内容はオリジナル盤と同じです。
収録曲は以下の通りです。
Black
Man Infestation
Last Abide
The Wake
In Your Face
Good Rid’nz
False Incarnation
Images
Powers Of Hate
Arise
Oracle Of Obmission
1曲目の「Black」のサンプルを貼っておきます。
SADUSは3枚目のアルバム紹介です。
前回もSADUSだったので、2回続けての紹介になります。
ようやく、デス/スラッシュ期のアルバムを手に入れることができました。
1枚目のアルバムChemical Exposure (Illusions)は在庫があったので、すぐに入手できましたが、このアルバムSwallowed In Blackは在庫がありませんでした。
駄目元で大手通販で注文を入れていましたが、なんと在庫を確保の上、納品まで行っていただきました。
諦めていたので、嬉しかったです。
なので、今回、記事を書けています。
自分にとって、SADUSは2000年代になって存在を意識したバンドです。
完全な後追いです。
SADUSの入り口は、3枚目のアルバムA Vision Of Miseryでした。
A Vision Of Miseryは、テクニカルな路線に突入していた作品なので、最初はあまり気にしていませんでした。
この時、デス/スラッシュ路線の初期SADUSを知っていれば、印象が違ったと思います。
しかし、Swallowed In Blackも速いアルバムですが、Chemical Exposureのような速球一本槍ではなく、変化球を交えるようになっています。
緩急の展開のある曲も収録され、A Vision Of Miseryの路線を匂わせる曲もあり、徐々に、テクニカルな面も顔を出しています。
SADUSの初期2作品を聴くことができました。
本当に聞き逃していたのを、後悔しています。
もし、この記事を読んでいただいて、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。

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