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プログレッシブ・スラッシュ・メタルを聴いてみよう

雑談
この記事は約7分で読めます。

このブログでは、スラッシュ・メタルのことを書かせていただいていますが、そのスラッシュ・メタルのジャンルも細分化されています。

スラッシュ・メタルにもいろいろなジャンルが存在しますが、今回は、テクニカル・スラッシュ・メタルと同様に、苦手なジャンルであるプログレッシブ・スラッシュ・メタルを聴いてみようと思います。

「プログレッシブ」とは、主には「進歩的」や「斬新的な」等の意味を持っています。

何故、プログレッシブ・スラッシュ・メタルが苦手かというと、バンドによっては、長い曲が多く、複雑な展開や緩急のある楽曲を聴くこと自体が駄目でした。

しかし、今では、それらを克服できたので、最後まで聴くことができるようになりました。

そして、これまで避けてきたアルバムを購入したり、聴き直したりしています。

音楽性は、テクニカル・スラッシュ・メタルに近いものがありますが、ジャンル分けされているということは、微妙に音楽性も異なります。

しかし、自分にとって、「プログレッシブ」と「テクニカル」の境目は曖昧です。

今回、紹介しているバンドは、ジャンルが違うだろうという指摘もあるかも知れませんが、一応、ジャンル分けされているので、プログレッシブ・スラッシュ・メタルとして、聴いてみます。

全部で10のバンドを紹介しています。

バンドの紹介は、アルファベット順になっています。

重要なバンドが抜けているかも知れませんが、ご容赦願います。

アルバム・ジャケットとYouTubeを貼っています。

参考にしていただければ、と思います。

それでは、始めます。

BLIND ILLUSION – The Sane Asylum

1988年、Combat Recordsからリリース。

1枚目のアルバム。

ベイ・エリア出身だが、他のベイ・エリアのスラッシュ・メタル・バンドとは一線を画す音楽性で、異色の存在となっている。

アルバムには、速い曲も収録されているが、プログレッシブさを感じる曲もある。

1978年結成。

アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコ出身。

CRYPTOSIS – Bionic Swarm

2021年3月26日、Century Media Recordsからリリース。

1枚目のアルバム。

前身バンドDISTILLATORでは、ピュアでファストなスラッシュ・メタルをやっていたが、音楽性の変化に伴い、バンド名をCRYPTOSISに改名。

展開と緩急のある楽曲が聴けるが、スピードと勢いを感じることができるアルバム。

2020年に現在のバンド名に改名(前身バンドは2013年結成)。

オランダのオーファーアイセル州エンスヘデー出身。

DBC – Dead Brain Cells

1987年9月1日、Combat Recordsからリリース。

1枚目のアルバム。

プログレッシブさも感じることができるが、疾走感があり、ファストなスラッシュ・メタルとしても楽しめる1枚。

13曲収録されていますが、楽曲が約3分弱と短く、すぐに聴き終えることができる。

1986年に現在のバンド名に改名(前身バンドは1985年結成)。

カナダのケベック州モントリオール出身。

DEATHROW – Life Beyond

1992年、West Virginia Recordsからリリース。

4枚目のアルバム。

最初の2枚のアルバムは、突撃型のスラッシュ・メタルだったが、3枚目から音楽性を変化させる。

音楽性を変化させてから2枚目の作品で、プログレッシブ的な要素も強くなっている。

1986年に現在のバンド名に改名(前身バンドは1984年結成)。

ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州デュッセルドルフ出身。

MEKONG DELTA – Mekong Delta

1987年、Aaarrg Recordsからリリース。

1枚目のアルバム。

このアルバムでは、プログレッシブさも感じることができるが、まだ、速いスラッシュ・メタルを聴くことができる作品。

クラシックとの融合など実験的なことは、次作以降から始まる。

1985年結成。

ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州フェルバート出身。

PARADOX – Heresy

1989年11月20日、Roadrunner Recordsからリリース。

2枚目のアルバム。

PARADOXの最高傑作とされるアルバムで、1曲目のタイトル・トラックが名曲。

プログレッシブの要素があるパワー・メタル寄りのスラッシュ・メタル。

1986年に現在のバンド名に改名(前身バンドは1981年結成)。

ドイツのバイエルン州ヴュルツブルク出身。

VEKTOR – Black Future

2009年11月17日、Heavy Artillery Recordsからリリース。

1枚目のアルバム。

現在のプログレッシブ・スラッシュ・メタルの代表的存在で、影響力も強い。

長い曲も多いが、緩急や展開があるため、飽きることなく、最後まで聴きとおすことができる。

2004年に現在のバンド名に改名(前身バンドは2002年結成)。

アメリカのアリゾナ州テンピ出身。

VEXOVOID – Call Of The Starforger

2017年12月11日、Earthquake Terror Noiseからリリース。

1枚目のアルバム。

上で紹介しているVEKTORからの影響を受けているであろうバンド。

楽曲は長いものは少なく、緩急や展開はあるが、コンパクトにまとまっている。

2013年結成。

イタリアのトスカーナ州ヴィッラフランカ・イン・ルニジャーナ、およびシエナ出身。

VOIVOD – Nothingface

1989年10月13日、MCA Recordsからリリース。

5枚目のアルバム。

初期のパンキッシュなスラッシュ・メタルから徐々に音楽性に変化が見られ、このアルバムでプログレッシブ路線が固まる。

このジャンルの先駆者的存在で、影響を受けたバンドも多い。

1981年結成。

カナダのケベック州ジョンキエール出身。

WATCHTOWER – Energetic Disassembly

1985年11月30日、Zombo Recordsからリリース。

1枚目のアルバム。

テクニカルなスラッシュ・メタル・バンドとしても有名。

今回、紹介しているアルバムでは、一番古いリリースだが、プログレッシブさも感じることができる。

1982年結成。

アメリカのテキサス州オースティン出身。

以上で、終わります。

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