にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第262回です。
今回紹介するのは、イタリアのバンドULTRA-VIOLENCEのOperation Misdirectionです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Loris Castiglia – Vocals, Guitars (Rhythm)
Andrea Vacchiotti – Guitars (Lead)
Andrea Lorenti – Bass
Francesco “Frullo” La Rosa – Drums
Operation Misdirectionは3枚目のアルバムで、2018年7月27日にCandlelight Recordsからリリースされました。
全8曲収録で、収録時間は約39分です。
アルバム・ジャケットは過去の作品同様、Ed Repkaが手掛けています。
収録曲は以下の通りです。
Cadaver Decomposition Island
Welcome To The Freakshow
My Fragmented Self
The Acrobat
Nomophobia
Money For Nothing (Dire Straits)
The Stain On My Soul Remains
Shining Perpetuity
6曲目はイギリスのロック・バンドDire Straitsのカバー曲です。
1曲目の「Cadaver Decomposition Island」と2曲目の「Welcome To The Freakshow」は、ミュージック・ビデオが作られました。
イタリアのスラッシュ・メタル・バンドULTRA-VIOLENCEです。
3枚目のアルバム紹介です。
今回でスタジオ・フル・アルバムの全作品を紹介したことになります。
過去のピュアなスラッシュ・メタルの作風から少し音楽性が変わった気がします。
ストレートなスラッシュ・ソングは少なくなった印象です。
スラッシュ・ソングのギターはザクザクのリフを刻んでいます。
今では、完全に脱スラッシュ・メタル化して、音楽性が変わってしまいましたが、その片鱗を感じることができる作品かも知れません。
過去作と比較せず、このアルバム単体で聴けば、悪い作品ではないと思います。
今のULTRA-VIOLENCEではなく、スラッシュ・メタルをやっていた時代の最後の作品です。
スラッシュ・メタルが好きな方はすでにお聴きになられていると思いますが、まだお聴きになられていない方は、一度聴いてみてください。
コメント