にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第456回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドWHIPLASHのInsult To Injuryです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Glenn Hansen – Vocals
Tony Portaro – Guitars
Tony Bono – Bass
Joe Cangelosi – Drums
本作から専任のヴォーカルを加入させて、4人組になりました。
Insult To Injuryは3枚目のアルバムで、1989年8月14日にRoadracer Recordsからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約37分です。
国内盤は、1990年1月21日にFar East Metal Syndicateからリリースされました。
輸入盤も国内盤も内容は同じです。
自部はオリジナル盤を所有していません。
自分が持っているのは、2003年3月5日にRoadrunner Records Japanが再発したCDです。
また、2022年7月22日にDissonance ProductionsからリリースされたCD3枚組のボックス・セットThe Roadrunner Yearsの中の1枚としても所有しています。
ちなみに、このThe Roadrunner Yearsは、ファースト・アルバムPower And Pain、セカンド・アルバムTicket To Mayhemとサード・アルバムである本作Insult To Injuryの3枚のCDが中身になります。
ボックスのカバーは以下の通りです。
このボックス・セットでのInsult To Injuryは、全11曲収録で、収録時間は湧かれたです。
曲数がオリジナル盤と違うのは、9曲目のTicket To Mayhem / 4 E.S.が2曲に分かれたからです。
このボックス・セットでの収録曲は以下の通りです。
Voice Of Sanity
Hiroshima
Insult To Injury
Dementia Thirteen
Essence Of Evil
Witness To The Terror
Battlescars
Rape Of The Mind
Ticket To Mayhem
4 E.S.
Pistolwhipped
1曲目の「Voice Of Sanity」のサンプルを貼っておきます。
WHIPLASHの記事は5記事目になります。
実は、このアルバムInsult To Injuryの記事を書くか、迷いました。
理由は、2曲目の「Hiroshima」の歌詞です。
日本人としては、正直、受け入れがたい内容です。
しかし、後日、Tony Portaroもこのことは認めていたので、アルバムを紹介することにしました。
専任のヴォーカルを入れての初めてのアルバムです。
名盤であるファースト・アルバムPower And Painの熱量には及びませんが、この作品も勢いのあるアルバムです。
疾走チューンも収録されており、軽快さを感じることができました。
そして、ミドル・テンポの曲やスローなインストも収録されています。
アルバム全体としては、バランスが取れていると思います。
長くなりましたが、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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