にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第512回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドKERRY KINGのFrom Hell I Riseです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Mark Osegueda (DEATH ANGEL) – Vocals
Kerry King (SLAYER) – Guitars (Lead, Rhythm)
Phil Demmel (Ex-VIO-LENCE, Ex-MACHIE HEAD) – Guitars (Lead)
Kyle Sanders (Ex-HELLYEAH) – Bass
Paul Bostaph (SLAYER, Ex-TESTAMENT, Ex-FORBIDDEN) – Drums
名前の後ろにある()の中は、現在所属している、または、過去に所属していた主なバンドになります。
From Hell I Riseは1枚目のアルバムで、2024年5月17日にReigning Phoenix Musicからリリースされました。
全13曲収録で、収録時間は約47分です。
国内盤も2024年5月17日にWard Recordsからリリースされました。
輸入盤と国内盤は同じ内容です。
収録曲は以下の通りです。
Diablo
Where I Reign
Residue
Idle Hands
Trophies Of The Tyrant
Crucifixation
Tension
Everything I Hate About You
Toxic
Two Fists
Rage
Shrapnel
From Hell I Rise
2曲目の「Where I Reign」、3曲目の「Residue」と9曲目の「Toxic」は、ミュージック・ビデオが作られました。
KERRY KINGは初めてのアルバム紹介になります。
SLAYERのギタリストKERRY KINGのソロ・アルバムです。
バンド名は自分の名前ではなく、他に候補があって、違うバンド名を名乗りたかったようですが、上手く行かなかったようです。
そんなKERRY KINGですが、上に書きましたが、メンバーは著名なバンドで活動してきた馴染みのある人たちです。
なので、何の問題もありません。
音楽性は、SLAYERの延長線上にあるアルバムととらえることができます。
SLAYERのメイン・ソングライターだったKerry Kingのバンドなので、そうなりますね。
SLAYERの代替品ではないですが、内容的には劣らない作品です。
疾走曲もありますが、ミドル・テンポの曲もあり、緩急のあるアルバムです。
特に、ヴォーカルを務めているMark Oseguedaですが、DEATH ANGELで聴ける歌よりもアグレッシブです。
曲数も13曲ありますが、収録時間は約47分と、聴きやすい長さです。
現代のスラッシュ・メタルを代表する作品のひとつになっていると思います。
SLAYERもライブ限定で、復活を果たしましたが、Kerry Kingの活動の主軸はこのバンドだと思っているので、次作も楽しみです。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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