にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第526回です。
今回紹介するのは、ブラジルのバンドATTOMICAのAttomicaです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Laerte “Animal” Perr – Vocals
Pyda Rod – Guitars
João Paulo Francis – Guitars
André Rod – Bass
Mário Sanefuji – Drums
Attomicaは1枚目のアルバムで、1988年3月にEquinox Discosからリリースされました。
全7曲収録で、収録時間は約38分です。
当初はレコードのみのリリースでした。
初めてのCDは、2006年5月15日にKill Again Recordsが再発したものになります。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が所有しているのは、上に書いた2006年の再発盤CDです。
この再発盤には、2005年のデモAtomica 2005の4曲が収録されています。
なので、全11曲収録で、収録時間は約59分です。
再発盤の収録曲は以下の通りです。
Dying Smashed
Marching Over Blood
Lost Time
No Life Till Madness
Children Assassins
Flesh Maniac
Samurai
In Hell We Live (Demo) (Bonus Track)
Under Pressure (Demo) (Bonus Track)
Dying Mission (Demo) (Bonus Track)
Step Mother Nature (Demo) (Bonus Track)
1曲目の「Dying Smashed」のサンプルを貼っておきます。
ATTOMICAは2枚目のアルバム紹介になります。
ATTOMICAは、1985年に結成されました。
1992年に活動を停止しますが、2004年にATOMICAとして復活しました。
2009年にATTOMICAにバンド名を戻した後、2015年に一度活動停止しますが、同年に復活して、現在に至ります。
出身は、ブラジルのサンパウロ州のサン・ジョゼ・ドス・カンポスです。
前回は、3枚目のアルバムDisturbing The Noiseの記事でした。
ATTOMICAとの出会いは、前回紹介したDisturbing The Noiseに収録されている「Deathraiser」のミュージック・ビデオでした。
その曲の疾走感と勢いに衝撃を受け、すぐに気に入りました。
それから、ATTOMICAの作品を集めるようになりました。
そこで出会ったのが、今回紹介しているセルフ・タイトルのファースト・アルバムであるAttomicaです。
ATTOMICAはサード・アルバムDisturbing The Noiseから入ったので、遡って聴いたことになりますが、今回のAttomicaアルバムは、音質は良くないですが、それでも荒々しさと勢いを感じました。
ボーナス曲として収録されているデモ4曲は音質が良くなるので、すぐに分かります。
内容は、疾走感のあるストレートなスラッシュ・メタルです。
自分の望んでいた「Deathraiser」のような曲は収録されていないですが、聴きごたえのある作品です。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
コメント