にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第186回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドFLOTSAM AND JETSAMのNo Place For Disgraceです。
FLOTSAM AND JETSAMは2回目の紹介です。
1回目は、1枚目のアルバムDoomsday For The Deceiverを紹介しました。
その記事はこちらです。
METALLICAに在籍したJason Newstedの出身バンドです。
メジャー・レーベルからもアルバムをリリースしています。
有名なバンドです。
今回もにわか目線で紹介したいと思います。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Eric A.K. – Vocals
Edward Carlson – Guitars
Michael Gilbert – Guitars
Troy Gregory – Bass
Kelly David-Smith – Drums
No Place For Disgraceは2枚目のアルバムで、1988年5月20日にElektra Recordsからリリースされました。
Jason NewstedがFLOTSAM AND JETSAMを脱退して、METALLICAに移ってから最初のアルバムです。
ちなみに、このアルバムはビルボード200で143位を獲得したそうです。
自分はこのElektra Records盤を持っています。
全10曲収録で、収録時間は約55分です。
収録曲は以下の通りです。
No Place For Disgrace
Dreams Of Death
N.E. Terror
Escape From Within
Saturday Night’s Alright For Fighting (Elton John)
Hard On You
I Live You Die
Misguided Fortune
P.A.A.B.
The Jones
5曲目のElton Johnのカバー曲である「Saturday Night’s Alright For Fighting」は、ミュージック・ビデオが作られました。
FLOTSAM AND JETSAMで初めて買ったアルバムです。
やはり、METALLICAに在籍したJason Newstedがいたバンド、という認識で、このアルバムを買いました。
なぜ、1枚目のDoomsday For The Deceiverではなく、2枚目のNo Place For Disgraceを買ったのか。
理由は単純です。
No Place For Disgraceしか売っていなかったからです。
初めて聴いた時は、正直馴染めませんでした。
自分が思っていた「速い曲」が少なかったからです。
一番好きな曲が、Elton Johnのカバー曲だった「Saturday Night’s Alright For Fighting」でした。
上にも書きましたが、ミュージック・ビデオが作られたこの曲にはまるのは、レコード会社の思惑通りだったのかも知れません。
しかし、よく聴けば、1曲目の「No Place For Disgrace」や2曲目の「Dreams Of Death」などは疾走感があります。
ミドル・テンポの曲も悪くはありません。
今から思えば、何故、そんなに苦手意識があったのか、不思議で仕方がないです。
今は最初から最後まで聴きとおすことができます。
ちなみに、このアルバムには、リ・レコーディングしたバージョンがあります。
そのタイトルは「No Place For Disgrace 2014」です。
アルバム・ジャケットは以下の通りです。
何故、リ・レコーディングされたかというと、リミックス盤のリリースが計画されましたが、オリジナル盤のマスターが見つからなかったためだそうです。
内容は、オリジナル盤より落ち着いた感じに仕上がっています。
過去に、No Place For Disgrace 2014の記事を書いています。
その記事はこちらです。
話をオリジナル盤に戻します。
正直、疾走感のある曲もありますが、いわゆる「速いスラッシュ・メタルのアルバム」ではありません。
しかし、良いアルバムだと思うので、聴いてみてください。
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