にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第196回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドVIO-LENCEのOppressing The Massesです。
VIO-LENCEは2回目の紹介です。
過去の記事では、1枚目のアルバムEternal Nightmareのことを書きました。
その記事はこちらです。
VIO-LENCEもベイ・エリア・スラッシュ・メタルを代表するバンドのひとつです。
いつものように、にわか目線で紹介していきます。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Sean Killian – Vocals
Robb Flynn – Guitars
Phil Demmel – Guitars
Deen Dell – Bass
Perry Strickland – Drums
MACHINE HEADの創設者であるRobb Flynnがギターとして参加しています。
このことは有名ですね。
Oppressing The Massesは2枚目のアルバムで、1990年7月13日にMegaforce Recordsからリリースされました。
メジャー・レーベルのAtlantic Recordsとの共同リリースだったはずです。
全8曲収録で、収録時間は約42分です。
収録曲は以下の通りです。
I Profit
Officer Nice
Subterfuge
Engulfed By Flames
World In A World
Mentally Afflicated
Liquid Courage
Oppressing The Masses
5曲目の「World In A World」は、ミュージック・ビデオが作られました。
Oppressing The Massesは、問題があったアルバムです。
収録されるはずだった曲「Torture Tactics」が、歌詞の内容に問題があるということで、輸入盤では収録から外されてしまいました。
収録から外された「Torture Tactics」ですが、海外では4曲入りEPとして、1991年にCaroline Recordsからリリースされました。
「Torture Tactics」EPのアルバム・ジャケットは下になります。
国内盤は、1990年9月29日にMMGからリリースされましたが、「Torture Tactics」が外されることなく、収録されています。
全9曲収録で、収録時間は約47分になります。
自分は上記の作品をすべて所有していません。
持っているのは、2003年10月7日にOppressing The MassesとTorture TacticsのEPをカップリングした再発盤CDです。
再発盤は、アルバム・ジャケットが異なります。
全12曲収録で、収録時間は約60分となっています。
収録曲は以下の通りです。
I Profit
Officer Nice
Subterfuge
Engulfed By Flames
World In A World
Mentally Afflicated
Liquid Courage
Oppressing The Masses
Torture Tactics
Officer Nice (Live)
Gutterslut
Dicks Of Death
アルバムの内容ですが、前作Eternal Nightmareに収録されていた「Serial Killer」のようなタイプの速い曲はありませんが、疾走感は適度にあります。
勢いは前作の方がありますが、力強さはOppressing The Massesの方があると思います。
ベイ・エリア・スラッシュ・メタルを代表するような作品ではないですが、スラッシュ・メタルが好きな方にはおすすめできる作品です。
見つけられたら、一度聴いてみてください。
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