にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第280回です。
今回紹介するのは、イギリスのバンドD.A.M.のHuman Wreckageです。
上は再発盤のアルバム・ジャケットになります。
下がオリジナル盤のアルバム・ジャケットです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Jason McLoughlin – Vocals
Elly – Guitars (Lead)
John Bury – Guitars (Rhythm)
Andy Elliott – Bass
Phil Bury – Drums
Human Wreckageは1枚目のアルバムで、1989年にNoise Recordsからリリースされました。
当初は、レコードとカセットのリリースでした。
全10曲収録で、収録時間は約41分です。
CDは、1990年6月11日にNoise Recordsからリリースされました。
その時、2曲追加収録されて、全12曲収録で、収録時間は約47分になりました。
自分はオリジナル盤を所有していません。
自分がもっているのは、2012年8月14日にDivebomb Recordsがリリースした再発盤CDです。
この再発盤CDには、エンハンスド・ビデオが5曲収録されています。
1曲は「Human Wreckage」のミュージック・ビデオで、残り4曲は1989年のHammersmith Odeonでのライブの映像になります。
再発盤CDの収録曲は以下の通りです。
M.A.D.
Death Warmed Up
Killing Time
Left To Rot
Prophets Of Doom
Terror Squad
Total Destruction
Infernal Torment
Vendetta
Human Wreckage
Aliens
F.O.D.
Human Wreckage (Music Video)
Total Destruction (Live Video)
Infernal Torment (Live Video)
Vendetta (Live Video)
Human Wreckage (Live Video)
10曲目の「Human Wreckage」は、ミュージック・ビデオが作られました。
D.A.M.は初めての紹介です。
ちなみに、D.A.M.はDestruction And Mayhemの略です。
リアル・タイムでは知らなかったはずですが、多分、自分のスラッシュ・メタル熱が復活した2000年前後に名前を知ったと思います。
当然、興味を持っても、リリースされてから約10年以上経っているので、音源を入手できませんでした。
そんなこともあって、しばらくD.A.M.のことを忘れていましたが、2012年になって、Divebomb Recordsがこのアルバムと2枚目のアルバムInside Outを再発することを知りました。
この機会を逃すと、今後、入手できなくなると思い、2枚まとめて購入しました。
そして、Human Wreckageを聴いてみました。
疾走感は適度にありますが、基本的には、ヘヴィなスラッシュ・メタルです。
ザクザクとしたギターは、ベイ・エリア・スラッシュ・メタルの影響を受けているのかな、と思いました。
また、同じイギリスのバンドのSLAMMERやXENTRIXを思い出しました。
すでに解散しており、印象は薄くなっていると思いますが、埋もれさせるのはもったいないバンドだと思います。
イギリスのスラッシュ・メタルに興味をお持ちならば、一度聴いてみてください。
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