にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第325回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドHEATHENのThe Evolution Of Chaosです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
David White – Vocals
Kragen Lum – Guitars, Vocals (Backing)
Lee Altus – Guitars
Jon Torres – Bass, Vocals (Backing)
Darren Minter – Drums, Vocals (Backing)
【Guest / Session】
Steve DiGiorgio – Bass (Fretless) (Track 4), Sitar (Track 1)
Jon Allen – Percussion (Track 1), Chimes (Track 1), Vocals (Backing)
Gary Holt – Guitars (Lead) (Track 3)
Adam Harrington – Narration (Track 7), Vocals (Backing)
Juan Urteaga – Vocals (Backing)
Rob Dukes – Vocals (Backing)
Dean Bardwell – Vocals (Backing)
Tambre Bryant – Vocals (Backing)
Terry Lauderdale – Guitars (Lead) (Tracks 5, 11), Vocals (Backing)
Squeak – Vocals (Backing)
豪華なメンバーがゲストととして、レコーディングに参加していますね。
The Evolution Of Chaosは3枚目のアルバムで、2009年12月23日にSeven Seasからリリースされています。
この作品は、国内盤の方がリリースが早かったです。
輸入盤は、2010年1月25日にMascot Recordsからリリースされています。
国内盤も、輸入盤も、全11曲収録で、収録時間は約69分です。
収録曲は以下の通りです。
Intro
Dying Season
Control By Chaos
No Stone Unturned
Arrows Of Agony
Fade Away
A Hero’s Welcome
Undone
Bloodkult
Red Tears Of Disgrace
Silent Nothingness
2曲目の「Dying Season」のミュージック・ビデオが作られました。
HEATHENは3枚目のアルバム紹介です。
前作である2枚目のアルバムVictims Of Deceptionがリリースされたのが、1991年です。
本作The Evolution Of Chaosのリリースは、2009年です。
約18年振りに制作されたスタジオ・フル・アルバムです。
2004年にリリースしたカバー曲とデモのコンピレーション盤Recoveredからも約5年経っています。
1曲目の中東風のインストから始まる2曲目「Dying Season」が疾走曲で、勢いよくアルバムはスタートします。
この作品は、程よく疾走感があるのと、勢いを感じることができます。
そして、スローな曲やミドル・テンポの曲もあり、緩急のある内容です。
全体的に長い曲が多いですが、変化に富んだアルバムなので、長い曲が苦手な自分でも最後まで聴きとおせました。
復活作としては、素晴らしいアルバムだと思いました。
この作品は、2020年1月31日にMascot RecordsからDVD付きCDが再発されました。
DVDの内容は、The Evolution Of Chaosの制作のメイキング映像、2009年の来日公演Thrash Dominationの映像と「Dying Season」のミュージック・ビデオです。
ライブをDVDで観れるのは貴重ですね。
しかし、輸入盤なので、和訳はなさそうです。
スラッシュ・メタルの好きな方は、すでにお聴きになられていると思いますが、まだ、お聴きになられたことがない方は、一度聴いてみてください。
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