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にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバム(453) – DESTRUCTION – The Antichrist

DESTRUCTION
この記事は約6分で読めます。

にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第453回です

今回紹介するのは、ドイツのバンドDESTRUCTIONThe Antichristです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。

Schmier – Bass, Vocals

Mike Sifringer – Guitars

Sven Vormann – Drums

【Guest / Session】

‘Otto’ Tägtgren – Vocals (Backing)

Masse – Vocals (Backing)

ゲストの’Otto’ TägtgrenはHYPOCRISYやPAINのメンバーで、MasseはDARK FUNERALやHYPOCRISYの元メンバーです。

The Antichristは6枚目のアルバム(Neo-DESTRUCTION期を除く)で、2001年8月27日にNuclear Blastからリリースされました。

全11曲収録で、収録時間は約43分です。

同時に、限定盤がリリースされています。

それは、全66曲収録で、収録時間は約58分です。

しかし、限定盤は12曲目から65曲目まで無音で、66曲目に「Curse The Gods」の再録バージョンを収録したものです。

国内盤は、2001年10月3日にNexusからリリースされました。

国内盤には、ボーナス曲として「The Butcher Strikes Back」と「Tears Of Blood」のライブ・バージョンとTHE EXPLOITEDのカバー曲「Fuck The U.S.A.」の3曲が収録されています。

なので、全14曲収録で、収録時間は約54分です。

自分は、このボーナス曲に惹かれて、国内盤を購入しました。

国内盤の収録曲は以下の通りです。

The Days Of Confusion

Thrash Till Death

Nailed To The Cross

Dictators Of Cruelty

Bullets From Hell

Strangulated Pride

Meet Your Destiny

Creations Of The Underworld

Godfather Of Slander

Let Your Mind Rot

The Heretic

The Butcher Strikes Back (Live)

Tears Of Blood (Live)

Fuck The U.S.A. (The Exploited)

2曲目の「Thrash Till Death」のサンプルを貼っておきます。

DESTURCTIONの記事は7回目になります。

前回は、Schmierの復活作であるAll Hell Breaks Looseを紹介しました。

今作The Antichristは、約1年の間隔で、リリースされました。

The Antichristは、非常に勢いを感じさせるアルバムになっています。

1曲目の静かなイントロから始まるこのアルバムは、2曲目「Thrash Till Death」から攻撃的な楽曲が続きます。

「Thrash Till Death」(死ぬまでスラッシュ)というタイトル曲が収録されていることからもDESTRUCTIONの今作への思いが伝わってきます。

本当に激しい作品です。

前作もSchmierの復活作ということで気合いが入っていましたが、今作The Antichristの方が仕上がっています。

2000年代初頭にこんな作品を聴けるとは思っていませんでした。

1980年代に活躍したバンドたちが復活してきたことで、2000年代のスラッシュ・メタルのリバイバル・ブームが始まったと思います。

スラッシュ・メタルの復活を感じることができる作品です。

興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。

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