にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第455回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドWARGASMのUglyです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Bob Mayo – Bass, Vocals
Rich Spillberg – Guitars, Vocals (Backing)
Barry Spillberg – Drums, Vocals (Backing)
ギターのRich SpillbergとドラムのBarry Spillbergは兄弟です。
前作からメンバー・チェンジはありません。
Uglyは2枚目のアルバムで、1993年にMassacre Recordsからリリースされました。
全11曲収録で、収録時間は約56分です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2016年にDark Symphoniesが再発したCDです。
この再発盤には、5曲のボーナス曲が収録されています。
内容は、収録曲のラフ・ミックスです。
それで、全16曲収録で、収録時間は約80分になっています。
その再発盤CDの収録曲は以下の通りです。
The Rudest Awakening
Enemy Mine
Chameleon
I Breathe Fire
Ugly Is To The Bone
Slow Burn
Blood Flood
One Man Army
Spirit In Decay
Dead Man’s Smile
Dreadnaught Day
The Rudest Awakening (Rough Mix) (Bonus Track)
I Breathe Fire (Rough Mix) (Bonus Track)
Ugly Is To The Bone (Rough Mix) (Bonus Track)
Dead Man’s Smile (Rough Mix) (Bonus Track)
Dreadnaught Day (Rough Mix) (Bonus Track)
1曲目の「The Rudest Awakening」のサンプルを貼っておきます。
WARGASMは2枚目のアルバム紹介です。
ちなみに、彼らはアメリカのボストン出身です。
前身バンドの結成は1982年です。
WARGASMに改名したのが、1986年です。
ここからWARGASMとしての活動が始まります。
前回は、ファースト・アルバムWhy Play Around?のことを書きました。
今回は、セカンド・アルバムUglyについて、書いています。
このアルバムは、前作から約5年経ってから、リリースされました。
前回も書きましたが、WARGASMとの出会いは、偶然でした。
3枚目のアルバムSuicide Notesの国内盤発売の告知でした。
そして、そのSuicide Notesを手に入れるのですが、それ以外はまったく知りませんでした。
ファースト・アルバムのWhy Play Around?や今回紹介しているUglyは、まったく手に入れることができませんでした。
しかし、約20年経って、入手することができました。
2015年からWARGASMの作品が順番に再発されていったからです。
それで、3枚のスタジオ・フル・アルバムを揃えることができました。
話がUglyから逸れているので、元に戻します。
Uglyがリリースされたのが、1993年です。
当時は、スラッシュ・メタル低迷期に入り、音楽性も流行していたヘヴィで、ダークな路線に突き進むバンドが増え、自滅していったバンドが多い時代でした。
しかし、WARGASMはピュアなスラッシュ・メタル・アルバムをリリースしました。
スローで展開のある曲もありますが、疾走感のある曲を聴くことができます。
緩急のバランスも良いです。
この時代の作品にしては、スラッシュ・メタルしています。
興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
コメント