にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第489回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドZOETROPEのAmnestyです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Barry Stern – Vocals, Drums
Kevin Michael – Guitars, Vocals (Backing)
Ken Black – Guitars, Vocals (Backing)
Calvin Humphrey – Bass
ドラムのBarry Sternは、シカゴのドゥーム・メタル・バンドTROUBLEのドラムを務めていた時期がありました。
Amnestyは1枚目のアルバムで、1985年にCombat Recordsからリリースされました。
全9曲収録で、収録時間は約32分です、
当初は、レコードとカセットのリリースでした。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、1999年にCentury Media Recordsが再発したCDです。
この再発盤が初めてのCDリリースでした。
そして、この再発盤CDには、8曲のボーナス曲が収録されています。
ボーナス曲は、デモで、10曲目から13曲目が1983年に発表したMetal Log Vol. 1で、14曲目から17曲目が1985年に発表したMetal Log Vol. 2です。
このデモのリード・ヴォーカルは、ドラムのBarry Sternが務めています。
なので、再発盤CDは、全17曲収録で、収録時間は約58分です。
収録曲は以下の通りです。
Indecent Obesessions
Kill The Enemy
Mercenary
Amnesty
Member In A Gang
Break Your Back
Another Chance
Creatures
Trip Wire
Kill The Enemy (Demo) (Bonus Track)
Speed Zone (Demo) (Bonus Track)
The Company Man (Demo) (Bonus Track)
Member In A Gang (Demo) (Bonus Track)
Death Of A High School Narc (Demo) (Bonus Track)
She’s Brain Dead (Demo) (Bonus Track)
Speed Zone (Demo) (Bonus Track)
Cops (Demo) (Bonus Track)
4曲目のタイトル・トラック「Amnesty」のサンプルを貼っておきます。
ZOETROPEは初めてのアルバム紹介です。
アメリカのイリノイ州シカゴの出身です。
1976年に結成されました。
今回紹介しているファースト・アルバムAmnestyですが、バンドが結成されてから約9年経ってリリースされました。
スピード・メタル寄りのスラッシュ・メタルに分類されていますが、自らは「ストリート・メタル」と呼んでいました。
「ストリート・メタル」とは何かというと、ハードコアとヘヴィ・メタルを融合させたスタイルのことのようです。
Amnestyで聴くことができる楽曲は一本調子にはならず、展開もあり、ヴォーカルもちゃんと歌っています。
この作品では、特に、1983年のデモになりますが、ZOETROPEの原点らしいハード・ロック的な要素も感じることができます。
初めて聴いた時は、最後まで楽しめました。
この記事を読んで、興味を持っていただけたなら、一度聴いてみてください。
コメント