にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第515回です。
今回紹介するのは、スウェーデンのバンドBATHORYのBathoryです。
上は再発盤のアルバム・ジャケットになります。
下がオリジナル盤のアルバム・ジャケットです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Quorthon – Vocals, Guitars
Stefan Larsson – Drums
【Guest / Session】
Rickard “Ribban” Bergman – Bass
Bathoryは1枚目のアルバムで、1984年10月2日にBlack Mark Productionからリリースされました。
ちなみに、レーベルのBlack Mark Productionは、ヴォーカル兼ギターのQuorthonの父親が運営していました。
全9曲収録で、収録時間は約27分です。
当初は、レコードとカセットのリリースでした。
初めてのCDは、1991年にBlack Mark Productionが再発したのが最初です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が所有しているのは、2009年2月14日にDiskunionが輸入盤に国内盤仕様の帯を付けたCDです。
収録曲は以下の通りです。
Storm Of Damnation / Hades
Reaper
Necromansy
Sacrifice
In Conspirasy With Satan
Armageddon
Raise The Dead
War
Outro
1曲目の「Storm Of Damnation / Hades」は、分かれてカウントされることもありますが、自分が持っているのは、2曲ひとまとめになっています。
3曲目の「Necromansy」のサンプルを貼っておきます。
BATHORYは初めての紹介です。
ブラック・メタルやバイキング・メタルの元祖とも言われているバンドですが、紹介するのが、遅すぎたかも知れません。
BATHORYとの出会いは、ある雑誌での論評でした。
具体的に何点か、覚えていませんが、点数がかなり低かったと記憶しています。
その評価を鵜呑みにしたため、BATHORYを敬遠してしまいました。
しかし、聴いてみるまで、分かりません。
実際は、VENOMに影響を受けたスラッシュ・メタルを聴くことができました。
もっと早く聴いておくべきでした。
リリースされてから、約25年経って、現物を入手しました。
初期3作は、まだスラッシュ・メタルの影響を感じさせるものです。
5作目のアルバムHammerheartからは完全に脱スラッシュして、バイキング・メタルの元祖の作風になっていますが、初期の作品はスラッシュ・メタルしているので、是非聴いておきたいです。
興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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