にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第518回です。
今回紹介するのは、カナダのバンドANNIHILATORのRefresh The Demonです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Jeff Waters – Guitars, Bass, Vocals (Lead)
Dave “Gloverson” Davis – Guitars (Lead) (Tracks 4, 6-8)
Randy Black – Drums
【Guest / Session】
Dave Steele – Vocals (Backing)
Rob – Vocals (Backing)
Lou Bujdoso – Vocals (Backing)
今作もJeff Watersがリード・ヴォーカルを取っています。
ドラムは前作同様、Randy Blackが務めています。
リード・ギターとして、4曲だけDave “Gloverson” Davisが参加しています。
Refresh The Demonは5枚目のアルバムで、1996年3月11日にMusic For Nationsからリリースされました。
全11曲収録で、収録時間は約53分です。
国内盤は。1996年3月5日にFar East Metal Syndicateからリリースされました。
国内盤の方が先行リリースだったんですね。
収録内容は、輸入盤とオリジナルの国内盤は同じです。
国内盤は、2002年3月21日にNippon Crown Co., Ltd.からCDが再発されましたが、1曲ボーナス曲が追加収録されています。
また、2010年3月24日にAvalonから再発された国内盤CDには、デモ3曲がボーナスとして追加収録されています。
自分は輸入盤を所有しています。
輸入盤の収録曲は以下の通りです。
Refresh The Demon
Syn. Kill 1
Awaken
The Pastor Of Disaster
A Man Called Nothing
Ultraparanoia
City Of Ice
Anything For Money
Hunger
Voices And Victims
Innocent Eyes
2曲目の「Syn. Kill 1」は、ミュージック・ビデオが作られました。
ANNIHILATORは5枚目のアルバム紹介です。
時代がスラッシュ・メタル低迷期に入っていただけに、どんな作品になっているか、気になりました。
しかし、自分はこのアルバムRefresh The Demonをリアル・タイムで聴いていません。
後追いで聴きました。
ヘヴィで、ダークな作風だったら、どうしようかと思いましたが、杞憂で終わりました。
最後まで聴いてみましたが、ANNIHILATORらしい、スラッシュ・メタルのアルバムでした。
1曲目のタイトル・トラック「Refresh The Demon」は疾走チューンで、スタートにはもってこいの曲です。
2曲目からはいろいろなタイプの曲が始まります。
疾走曲はもちろんのことながら、ミドル・テンポやスローな曲も聴くことができます。
また、このアルバムはシンプルで、聴きやすい曲が多い気がします。
とにかく、ダークな作風になっていなくて、安心しました。
当時、この作風でリリースしてくれていることを知っていれば、リアル・タイムで聴くべきでした。
アルバムを聴き直して、そう感じています。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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