にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第529回です。
今回はEPの紹介になります。
それも再録アルバムです。
今回紹介するのは、アメリカのバンドCAVALERAのBestial Devastationです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Max Cavalera – Guitars (Rhythm), Vocal
Iggor Cavalera – Drums, Percussion
【Guest / Session】
Daniel Gonzalez – Guitars (Lead)
Igor Amadeus Cavalera – Bass
Cavalera兄弟は、ご存じのとおり、元SEPULTURAのオリジナル・メンバーです。
ゲストのDaniel Gonzalezは、GRUESOMEやPOSSESSEDのギターです。 Igor Amadeus Cavaleraは、Max Cavaleraの息子です。
Bestial Devastationは1枚目のEPで、2023年7月14日にNuclear Blastからリリースされました。
全6曲収録で、収録時間は約21分です。
国内盤も2023年7月14日にChaos Reignsからリリースされました。
収録内容は、輸入盤も国内盤も同じです。
収録曲は以下の通りです。
The Curse (Sepultura)
Bestial Devastation (Sepultura)
Antichrist (Sepultura)
Necromancer (Sepultura)
Warriors Of Death (Sepultura)
Sexta Feira 13
2曲目のタイトル・トラック「Bestial Devastation」と4曲目の「Necromancer」は、ミュージック・ビデオが作られました。
CAVALERAは4回目の記事となります。
しかし、EP単体では、初めての紹介です。
CAVALERA名義で、この作品とファースト・アルバムMorbid Visionsが同時にリリースされることを知り、舞い上がって、リリース前に記事を書きましたが、好きなバンドであるSEPULTURAの再録盤を気に入っているので、単体でも記事を書かせていただきます。
元々、この作品のオリジナル盤は、1985年リリースのSEPULTURAとブラジルのスラッシュ・メタル・バンドOVERDOSEとのスプリット盤でリリースされました。
Bestial Devastationのオリジナル盤は、SEPULTURAのMorbid Visionsの記事の中で紹介しているので、こちらも読んでくださると嬉しいです。
Bestial Devastationの再録盤は、SEPULTURAの曲の再録が5曲と新曲1曲が収録されています。
新曲の「Sexta Feira 13」は、ポルトガル語で、英訳すると「Friday The 13th」だそうです。
内容は、オリジナル盤の勢いと荒々しさを残しつつ、現代に蘇らせています。
新曲も邪魔にならず、違和感なく、聴くことができます。
しかし、CDには残念なことがあります。
曲間が不自然に切れる、というものです。
これは残念ですが、どうしようもないので、我慢します。
とにかく、CAVALERAが再録して、強力になった楽曲です。
SEPULTURAのオリジナル盤を持っている方にも、是非、聴いていただきたい再録盤です。
コメント