にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第533回です。
今回紹介するのは、スウェーデンのバンドMIDAS TOUCHのPresage Of Disasterです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Patrik Wirén – Vocals
Lasse Gustavsson – Guitars
Rickard Sporrong – Guitars
Patrik Sporrong – Bass
Bosse Lundström – Drums
Presage Of Disasterは1枚目、且つ、唯一のアルバムで、1989年7月にNoise Recordsからリリースされました。
全11曲収録で、収録時間は約36分です。
自分はこのオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2012年11月13日にDivebomb Recordsからリリースされた再発2枚組CDです。
この再発盤は、デラックス・エディションと呼ばれ、本編の他にデモ3本が収録されています。
全29曲収録で、収録時間は約109分です。
収録曲は以下の通りです。
[Disc 1]
The Arrival
Forcibly Incarcerated
Sinking Censorship
When The Boot Comes Down
True Believers Inc.
Reminiscence
Sepulchral Epitaph
Lost Paradise
Accessory Before The Fact
Aceldama – Terminal Breath
Subhumanity (A New Cycle)
The Deliberate Stranger (The Deliberate Stranger Demo Sessions – 1990)
Source Of Discontent (The Deliberate Stranger Demo Sessions – 1990)
So Shall You Reap (The Deliberate Stranger Demo Sessions – 1990)
[Disc 2]
Involuntary Custody (Noise Records Pre-Production Demos – 1988)
Pow Wow (Noise Records Pre-Production Demos – 1988)
True Believers Inc. (Noise Records Pre-Production Demos – 1988)
When The Boot Comes Down (Noise Records Pre-Production Demos – 1988)
(The Shape) Of Rage (Noise Records Pre-Production Demos – 1988)
Pow Wow (Ground Zero Demo Tape – 1987)
(The Shape) Of Rage (Ground Zero Demo Tape – 1987)
When The Boot Comes Down (Ground Zero Demo Tape – 1987)
Subside Vision (Ground Zero Demo Tape – 1987)
Strikezone (Ground Zero Demo Tape – 1987)
M.A.D. (Armed For Justice) (Ground Zero Demo Tape – 1987)
The Dice (Ground Zero Demo Tape – 1987)
Masquerade (Ground Zero Demo Tape – 1987)
Instant Blaze (Ground Zero Demo Tape – 1987)
Tatsch Tooo Matsch (Ground Zero Demo Tape – 1987)
Disc 1の2曲目「Forcibly Incarcerated」のサンプルを貼っておきます。
MIDAS TOUCHは初めてのアルバム紹介です。
1985年に結成されました。
スウェーデンのウプサラの出身です。
現在は解散しています。
今のところ、本作Presage Of Disasterが唯一のアルバムなので、紹介するのもこれが最初で最後です。
ジャンル的には、テクニカル・スピード/スラッシュ・メタルになります。
以前、聴くのを躊躇していたテクニカル・スラッシュ・メタルのバンドです。
本編は全11曲で、収録時間は約37分ということもあり、今から思えば、苦になることはないのですが、テクニカル・スラッシュ・メタルは、複雑な展開を繰り返していくという固定観念に囚われていました。
よく聴いてみると、展開は複雑な曲もありますが、緩急があり、疾走パートはかっこいいです。
今回紹介しているPresage Of Disasterもその1枚でした。
にわかの自分がいうのは何ですが、本作は粗削りですが、十分テクニカルなことをやっている印象です。
自分が持っているCDは、2枚組で収録時間が長いので、聴くのを躊躇していましたが、おすすめできるアルバムだと思いました。
デモは本編より多く18曲収録されており、音質はバラバラですが、こちらも聴いていて、曲中での展開はあるものの疾走感のある曲もあり、バラエティ豊かでした。
興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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