にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第560回です。
今回紹介するのは、ドイツのバンドREZETのRezetです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Ricky Wagner – Guitars, Vocals
Nikolay Atanasov – Guitars
Lorenz Kandolf – Bass
Bastian Santen – Drums
【Guest / Session】
Steve “Lips” Kudlow – Guitars (Lead) (Track 10)
前作からギターとベースでメンバー・チェンジがありました。
ゲストのSteve “Lips” Kudlowは、カナダのヘヴィ/パワー・メタル・バンドANVILのメンバーです。
Rezetは6枚目のアルバムで、2024年8月30日にViolent Creek Recordsからリリースされました。
全12曲収録で、収録時間は約49分です。
収録曲は以下の通りです。
Opus 1984.2
Time To Die
Unholy Grail
Duck & Cover
Burning Prophets
Together Apart
Prisoner Of Fate
Killing Spree
Atmosfear
True As Lies (Feat. Lips)
World War Z
Into The Abyss
3曲目の「Unholy Grail」、4曲目の「Duck & Cover」、7曲目の「Prisoner Of Fate」と10曲目の「True As Lies (Feat. Lips)」は、ミュージック・ビデオが作られました。
REZETは6枚目のアルバム紹介です。
そして、2回続けての紹介です。
2004年結成で、2024年に結成20周年を迎えたREZETが、バンド名をアルバム・タイトルにした作品です。
REZETのデビュー・アルバムは、2010年リリースなので、それでも14年経っているんですね。
時間が経つのが速く感じます。
今回は、バンド名をアルバム・タイトルにしているくらいなので、気合いが入っているでしょうね。
それとも、単に記念で名付けただけかも知れません。
その辺は良く分かりません。
今作は、約1分のインスト曲からスタートします。
2曲目は爆走チューンではありませんが、速い曲です。
前作のTruth In Betweenではなかった展開です、
そして、基本的には、音楽性は変わっていませんが、疾走感は今作Rezetの方が強めです。
曲によっては、トラディショナル・ヘヴィ・メタル色も出てきています。
ヘヴィで、ミドル・テンポの曲やスローなナンバーも収録され、一本調子の作風ではありません。
毎回、書いていますが、MEGADETHっぽさは、今作でも感じます。
それでも、REZETらしいスラッシュ・メタルを聴くことができます。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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