にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第565回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドWARBRINGERのWeapons Of Tomorrowです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
John Kevill – Vocals
Adam Carroll – Guitars (Lead), Guitars (Rhythm) (tracks 6-9)
Chase Becker – Guitars
Chase Bryant – Bass
Carlos Cruz – Drums, Keyboards, Guitars (Acoustic), Guitars (Rhythm) (Tracks 1-5, 10), Guitars (Lead) (Track 4)
前作からベースが交代しています。
Weapons Of Tomorrowは6枚目のアルバムで、2020年4月24日にNapalm Recordsからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約51分です。
収録曲は以下の通りです。
Firepower Kills
The Black Hand Reaches Out
Crushed Beneath The Tracks
Defiance Of Fate
Unraveling
Heart Of Darkness
Power Unsurpassed
Outer Reaches
Notre Dame (King Of Fools)
Glorious End
2曲目の「The Black Hand Reaches Out」は、ミュージック・ビデオが作られました。
10曲目の「Glorious End」は、リリック・ビデオが作られました。
WARBRINGERは6枚目のアルバム紹介です。
これで、WARBRINGERのスタジオ・フル・アルバムをすべて紹介したことになります。
2004年結成なので、2024年が結成20周年だったんですね。
2008年にデビュー・アルバムWar Without Endをリアル・タイムで手に入れてからも約17年経っています。
時が経つのは早いですね。
横道に逸れましたが、今作Weapons Of Tomorrowは、5枚目のアルバムWoe To The Vanquishedから約3年振りのアルバムになります。
1曲目の「Firepower Kills」はエネルギッシュな疾走チューンです。
そこから勢いとヘヴィさを保ちながら、曲は続きます。
4曲目の「Defiance Of Fate」は、約7分の長尺の曲で、スローな曲です。
1曲挟んで、6曲目の「Heart Of Darkness」も7分を超える長い曲ですが、出だしはスローですが、途中展開もあり、単調な曲ではありません。
この2曲だけでも、これまでのWARBRINGERにはあまりなかったパターンです。
疾走曲だけでなく、上記のようなタイプの曲も収録することによって、アルバムが一本調子にならずに済んでいます。
自分は長い曲を聴くのが苦手ですが、アルバムを通して、緩急のある作品ならば、問題ありません。
今回のWARBRINGERの作品がそれに当てはまります。
この作品から新しいアルバムをリリースしていませんが、解散や活動を休止していないので、いずれ新作をリリースしてくれるのを待ちたいと思います。
もし、この記事を読んで、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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