にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第599回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドEXODUSのExhibit B: The Human Conditionです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Rob Dukes – Vocals
Gary Holt – Guitars
Lee Altus – Guitars
Jack Gibson – Bass
Tom Hunting – Drums, Percussion
【Guest / Session】
Raymond Anthony – Keyboards (Track 1)
Peter Tägtgren – Vocals (Backing) (Track 10)
Brendon Small – Guitars (Lead) (Track 13)
前作からメンバー・チェンジはありません。
ゲストのPeter Tägtgrenは、スウェーデンのメロディック・デス・メタル・バンドHYPOCRISYのメンバーです。
Brendon Small は、ロサンゼルスのメロディック・デス・メタル・バンドDETHKLOKのメンバーです。
Exhibit B: The Human Conditionは10枚目のアルバムで、2010年5月7日にNuclear Blast Recordsからリリースされました。
全12曲収録で、収録時間は約75分です。
レコード、限定盤CDやデジタル配信には、ボーナス曲が1曲追加収録されています。
なので、全13曲収録で、収録時間は約79分です。
自分は、ボーナス曲の入っていないCDを購入したので、後で、ボーナス曲をデジタル配信で購入した記憶があります。
国内盤は、2010年7月21日にSeven Seasからリリースされました。
国内盤にもボーナス曲が収録去れていますが、こちらはScorpionsのカバー曲「Don’t Make No Promises」です。
なので、国内盤は、全13曲収録で、収録時間は約78分です。
輸入盤のボーナス曲バージョンの収録曲は以下の通りです。
The Ballad Of Leonard And Charles
Beyond The Pale
Hammer And Life
Class Dismissed (A Hate Primer)
Downfall
March Of The Sycophants
Nanking
Burn, Hollywood, Burn
Democide
The Sun Is My Destroyer
A Perpetual State Of Indifference
Good Riddance
Devil’s Teeth (Bonus Track)
5曲目の「Downfall」は、ミュージック・ビデオが作られました。
EXODUSは10枚目のアルバム紹介です。
前作のLet There Be Bloodは、ファースト・アルバムの再録だったので、純粋なスタジオ・フル・アルバムは、2007年のThe Atrocity Exhibition: Exhibit A以来です。
オリジナルのアルバムとしては、約3年ぶりのリリースとなります。
そして、Exhibit B: The Human Conditionは、The Atrocity Exhibition: Exhibit Aの続編的作品です。
今作も前作に続き、長い曲が多いです。
本来、長い曲を聴くのは苦手ですが、疾走感と勢いがあるので、最後まで聴きとおせました。
前々作のThe Atrocity Exhibition: Exhibit Aも長い曲が多かったですが、今回は疾走感が増しています。
なので、長尺の曲に飽きることなく、聴けると思います。
ミドル・テンポの曲やスローな曲も収録されていますが、気になりません。
この路線でやってもらう限りは、安心して、聴き続けることができます。
このアルバムを聴く限り、EXODUSは健在です。
EXODUSの作品でも素晴らしい出来のアルバムなので、是非、聴いていただきたいです。


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