土・日・祝日と休日の朝8時頃に新しい記事を公開中
PR

にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバム(647) – SADUS – Chemical Exposure

SADUS
この記事は約6分で読めます。

にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第647回です

今回紹介するのは、アメリカのバンドSADUSChemical Exposureです。

上はアルバム・タイトルがChemical Exposureに代わってからのアルバム・ジャケットです。

このアルバムの元のタイトルは、Illusionsと呼ばれていました。

1988年に自主制作でリリースした時のことです。

そのアルバム・ジャケットは下になります。

2007年の再発盤は、Illusionsというタイトルでしたが、それ以外はすべてChemical Exposureというタイトルで再発されています。

今回は、Chemical Exposureで記事を進めさせていただきます。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。

Darren Travis – Vocals, Guitars

Rob Moore – Guitars

Steve DiGiorgio – Bass

Jon Allen – Drums

現在TESTAMENTに在籍し、元DEATHのメンバーで、後に、いろいろなバンドで活躍することになるベースのSteve DiGiorgioの出身バンドです。

Chemical Exposure (Illusions)は1枚目のアルバムで、1988年にSadus Recordsからリリースされました。

全10曲収録で、収録時間は約30分です。

当初は、レコードとカセットのリリースでした。

初めてのCDは、1991年にR/C Recordsからリリースされました。

自分はオリジナル盤を持っていません。

自分が持っているのは、2017年11月17日にListenable Recordsから再発されたCDです。

収録内容は、オリジナル盤と同じです。

その収録曲は以下の通りです。

Certain Death

Undead

Sadus Attack

Torture

And Then You Die

Hands Of Fate

Twisted Face

Fight Or Die

Illusions

Chemical Exposure

4曲目の「Torture」のサンプルを貼っておきます。

SADUSは2枚目のアルバム紹介です。

最初は、3枚目のアルバムであるA Vision Of Miseryを紹介しました。

A Vision Of Miseryの時には、略歴に触れていなかったので、軽く書かせていただきます。

1985年結成です。

出身は、アメリカのカリフォルニア州アンティオックです。

サンフランシスコ・ベイ・エリアのベッドタウンです。

このことからも、自分はSADUSをベイ・エリア・スラッシュ・メタルに含んでいます。

話をChemical Exposureに戻します。

2025年秋になって、ようやく、今回紹介しているChemical Exposureと2枚目のアルバムSwallowed In Blackを手に入れることが出来ました。

SADUSのデス/スラッシュ・メタル期の作品を聴くことが出来るようになりました。

なので、完全に後追いです。

このChemical Exposureも、収録曲である「Torture」がスウェーデンのバンドSARCATORがカバーしていなければ、今でも関心は低かったと思います。

このカバー曲を聴いて、その速さに惹かれて、YouTubeでサンプルを聴きました。

このアルバムを聴き逃していたことを後悔しました。

とにかく、全曲速い。

後に、テクニカルな方向に転向していきますが、Chemical Exposureでは、まだスピード感が優先されています。

1980年代リリースの作品の中でも、群を抜いて、スピードが速いアルバムです。

そして、SADUSのサウンドの特徴であるベースも前面に出てきています。

ラストの「Chemical Exposure」は、おどろおどろしいインストです。

SADUSのテクニカル路線も良いですが、デス/スラッシュ・メタル期の作品も良いと思います。

もっと早く聴いておけばよかったです。

もし、この記事を読んで、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました