にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第622回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドBLESSED CURSEのBlessed Curseです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Tyler Satterlee – Vocals, Guitars
Patrick Hamby – Bass
Derek Bean – Drums
Blessed Curseは1枚目のアルバムで、2012年3月23日にCyclone Empireからリリースされました。
全12曲収録で、収録時間は約65分です。
アメリカは、2012年3月20日にM-Theory Audioからリリースされました。
ちなみに、アメリカ盤には、ボーナス曲として、BLACK SABBATHの「Symptom Of The Universe」のカバーが収録されています。
なので、全13曲収録で、収録時間は約69分です。
自分は、アメリカ盤を持っていないので、BLACK SABBATHのカバーを聴くことができません。
Cyclone Empire盤の収録曲は以下の通りです。
Bleeding Cross
Hellraisers
Demon Dance
Slaughtered Like Pigs
March Of The Wicked
Carpathian Mist
Rise Of The Undead
Feasting Witch
The Devil’s Mark
Something Evil
Eternal Hate / Blessed Curse
Burn The Beast
1曲目の「Bleeding Cross」のサンプルを貼っておきます。
BLESSED CURSEは初めてのアルバム紹介です。
アメリカのカリフォルニア州コルファックス出身です。
バンド自体は、ATROSITYという名前で2001年に結成されました。
2006年にDEVASTATORに改名し、3枚のEPをリリースしました。
そして、2010年に現在のBLESSED CURSEに改名しました。
スラッシュ・メタル・リバイバル・ブームにいたバンドです。
前の名前であるDEVASTATOR時代のEPを2枚持っていますが、そこでは、スピード・メタル寄りのスラッシュ・メタルを聴くことができました。
BLESSED CURSEの音楽性は、悪い事ではないですが、ややスピードが減退して、落ち着いた感じになりました。
このBlessed Curseアルバムにも、DEVASTATOR時代の曲が再録されて、収録されています。
疾走している曲もありますが、展開のある曲やミドル・テンポの曲もやっています。
ヴォーカルがKREATORのMille Petrozzaタイプなので、音楽性もKREATORの影響を感じる曲もありますが、全体的にはアメリカン・スラッシュ・メタルな作風です。
今回もあまり知られていないバンドの紹介ですが、この記事を読んで、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。


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