にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第624回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドANIALATORのDeath Is Callingです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Tony Gomez – Vocals
JD De La Rosa – Guitars, Drums
Alex Dominguez – Bass
Death Is Callingは1枚目のアルバムで、2024年10月22日にXtreem Musicからリリースされました。
全7曲収録で、収録時間は約34分です。
収録曲は以下の通りです。
Kill Till Death
Memories Of Terror
Iron Grinder
Hear The Death Call
Battlefield Messiah
Relentless
Terror Tactics
4曲目の「Hear The Death Call」のサンプルを貼っておきます。
ANIALATORは初めて紹介します。
アメリカのテキサス州コーパス・クリスティ出身のバンドです。
結成は1986年。
1989年にSUFFERANCEに改名し、1999年まで活度を続ける。
2015年にANIALATORとして復活。
2021年まで活動。
そして、ANIALATORの名前の所有権をめぐって法廷闘争があり、Alex Dominguezが権利を獲得する。
2024年に復活し、今作Death Is Callingをリリースする。
1986年に結成されてから、EPをあのWild Rags Recordsからリリースしていました。
この事実を知ったのは、2000年代になってからです。
自分のスラッシュ・メタル熱が復活してからです。
Wild Rags Recordsのことも少し勉強しました。
良くも悪くも個性的なバンドの作品をリリースしてきた伝説のレーベルということも知りました。
前回のBLOODCUMと2回続けて、Wild Rags Records関係のバンドの作品を紹介しているのは、偶然ではなく、意図的にそうしました。
今は、Wild Rags Recordsは存在しないので、今、ANIALATORはスペインのXtreem Musicに所属しています。
ちなみに、このDeath Is Callingは、1986年に結成されてから、約38年経ってからの初作品です。
まあ、EPを何枚かリリースしているので、音源を全く聴けないという事態は避けられますが、この約38年という期間は、さすがに長いですね。
肝心の内容ですが、古臭くなく、現代のスラッシュ・メタルに合わせた楽曲になっています。
野太いヴォーカルが歌う疾走感と勢いと音圧を感じることができる作品です。
曲数が少ないのが勿体ないくらいです。
すぐに聴き終えてしまいます。
現在も活動中なので、また、新しいアルバムをリリースしてくれると思うので、期待して待ちたいと思います。
興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。


コメント