にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第290回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドAT WARのRetaliatory Strikeです。
上は1999年に再発されたCDのアルバム・ジャケットです。
下がオリジナル盤のアルバム・ジャケットになります。
1999年の再発盤CD以外は上のアルバム・ジャケットが使用されています。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Paul Arnold – Bass, Vocals
Shawn Helsel – Guitars
Dave Stone – Drums
Retaliatory Strikeは2枚目のアルバムで、1988年にNew Renaissance Recordsからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約36分です。
CDは1曲多く、全11曲収録で、収録時間は約36分です。
多い1曲は「Rat Cheese」という曲で、約10秒ほどのインストです。
New Renaissance RecordsからリリースされたCDにしか収録されていないようです。
ちなみに、自分はオリジナル盤を持っていません。
自分は1999年にNew Renaissance Recordsから再発されたCDを持っています。
収録曲は以下の通りです。
F.Y.I.
Conscientious Objector
Creed Of The Sniper
Covert Sins
Rat Cheese
Crush Your Life
Gutless Sympathizer
Church And State
Felon’s Guilt
Thinkin’
The Example
2曲目の「Conscientious Objector」のサンプルを貼っておきます。
AT WARは2枚目のアルバム紹介です。
最初はファースト・アルバムのOrdered To Killのことを書きました。
今回はセカンド・アルバムRetaliatory Strikeです。
AT WARは後追いで知りました。
2000年前後にNew Renaissance Recordsの過去のカタログが再発されました。
それがなければ、この作品も手にしていませんでした。
その後、2016年にHigh Roller Recordsが再発盤CDをリリースしたので、いずれは入手できたかも知れません。
ちなみに、2023年にもHigh Roller Recordsが再発盤CDをリリースしました。
今ならまだ入手できそうです。
肝心の内容ですが、前作Ordered To Killと同様のヘヴィなサウンドを聴くことができます。
程よく疾走感もあります。
前作Ordered To KillでMOTÖRHEADの「The Hammer」をカバーしていたので、その影響もあると思いますが、個人的にはやはりVENOMの影響の方が強いと感じます。
VENOMの影響を感じるのは、そのサウンドで、歌詞やルックスではありません。
New Renaissance Recordsというマイナーなレーベルの中では知られたバンドだと思います。
来日したこともあります。
マイナーですが、ピュアなスラッシュ・メタルを聴くことができます。
興味を持たれたら、一度聴いてみてください。
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