にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第413回です。
今回紹介するのは、イタリアのバンドBULLDOZERのNeurodeliriです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
AC Wild – Vocals, Bass, Keyboards, Effects
Andy Panigada – Guitars
Rob “Klister” Cabrini – Drums, Vocals (Backing)
メンバー・チェンジはありませんでした。
Neurodeliriは4枚目のアルバムで、1988年10月にMetalmaster Recordsからリリースされました。
全8曲収録で、収録時間は約30分です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
BULLDOZERの記事では書いてきましたが、自分が持っているのは、2006年11月27日にリリースされた5枚組CDのボックス・セットRegenerated In The Graveの中の1枚としてです。
ボックス・セットのジャケットは下になります。
このボックス・セットは、BULLDOZERが1985年から1990年の間に発表した作品を5枚収めています。
収録されている作品は、1枚目のアルバムThe Day Of Wrath、2枚目のアルバムThe Final Separation、3枚目のアルバムIX、4枚目のアルバムNeurodeliriとライブ・アルバムAlive….In Polandです。
このボックス・セットに収められているNeurodeliriには1曲のボーナス曲が収録されています。
1992年にリリースした”Trilogy – Dance Got Sick!” EP「Dance Got Sick – Part One」です。
この曲は、BULLDOZERが音楽性を変化させた作品で、ラップ系の曲です。
アルバムでは少し浮いていますが、音楽性が異なっているので、仕方がないです。
ちなみに、このボーナス曲を含めると、全9曲収録で、収録時間は約34分になっています。
収録曲は以下の通りです。
Overture / Neurodeliri
Minkions
We Are….Italian
Art Of Deception
Ilona Had Been Elected
Impotence
Mors Tua-Vita Mea
Willful Death / You’ll Be Recalled
Dance Got Sick – Part One (“Trilogy – Dance Got Sick!” EP) (Bonus Track)
1曲目の「Overture / Neurodeliri」のサンプルを貼っておきます。
BULLDOZERは4枚目のアルバム紹介です。
1990年代に音楽性が変わる前のスタジオ・フル・アルバム4枚をすべて紹介しました。
ボックス・セットRegenerated In The Graveでは、あとライブ・アルバムAlive….In Polandを紹介すれば、すべての作品を紹介したことになります。
そのライブ・アルバムは、いずれ紹介したいと思います。
Neurodeliriの内容は、相変わらずの疾走チューンが炸裂します。
最初から勢いのあるアルバムです。
静かに始まる曲もありますが、それでも途中から疾走してくれます。
それだけで満足です。
BULLDOZERはあまり評価されていないような気がしますが、自分は気にしていません。
自分はかっこいいと思うので、一度は聴いて欲しいと思います。
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