にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第503回です。
今回紹介するのは、ドイツのバンドDESTRUCTIONのMetal Dischargeです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Schmier – Bass, Vocals
Mike Sifringer – Guitars
Marc Reign – Drums, Vocals (Backing)
【Guest / Session】
V.O. Pulver – Vocals (Backing) (Tracks 1-10), Guitars (Lead) (Track 1)
André Grieder – Vocals (Backing)
Frank Winkelmann – Vocals (Backing)
Mauro “Tschibu” Casciero – Vocals (Backing)
Inga Pulver – Vocals (Backing)
今作からドラムがMarc Reignに代わっています。
ゲストのAndré Grieder は、スイスのスラッシュ・メタル・バンドPOLTERGEISTのヴォーカルで、1990年リリースのアルバムCracked Brainでメイン・ヴォーカルを務めていた人物です。
Frank Winkelmannは、スイスのスラッシュ/グルーブ・メタル・バンドGURDのメンバーです。
Mauro “Tschibu” CascieroとInga Pulverは、スイスのサザン・メタル・バンドPULVERのメンバーです。
V.O. Pulverは、POLTERGEIST、GURDとPULVERのすべてのバンドに所属しています。
ゲストは、スイスでアルバムのレコーディングを行った関係だからでしょう。
Metal Dischargeは8枚目のアルバム(Neo-DESTRUCTION期を含む)で、2003年9月22日にNuclear Blastからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約40分です。
国内盤は、2003年9月26日にNexusからリリースされました。
国内盤には、IRON MAIDENのカバー曲「Killers」とデモ4曲がボーナス曲として収録されています。
なので、全15曲収録で、収録時間は約60分になっています。
輸入盤では、2枚組CDがリリースされています。
内容は、DISC 1には本編10曲、ボーナス・ディスクであるDISC 2には、国内盤のボーナス曲にプラスして、METALLICAのカバー曲「Whiplash」とTHE EXPLOITEDのカバー曲「Fuck The U.S.A.」と追加した楽曲が収められています。
自分は、国内盤を所有しています。
国内盤の収録曲は以下の通りです。
The Ravenous Beast
Metal Discharge
Rippin’ The Flesh Appart
Fear Of The Moment
Mortal Remains
Desecrators Of The New Age
Historical Force Feed
Savage Symphony Of Terror
Made To Be Broken
Vendetta
Killers (Iron Maiden) (Bonus Track)
Bestial Invasion (Demo 1999) (Bonus Track)
The Butcher Strikes Back (Demo 1999) (Bonus Track)
Nailed To The Cross (Demo 2001) (Bonus Track)
Metal Discharge (Demo 2003) (Bonus Track)
1曲目の「The Ravenous Beast」は、ミュージック・ビデオが作られました。
DESTRUCTIONは8記事目になります。
アルバム紹介は7枚目になります。
Neo-DESTRUCTION期で唯一のアルバムThe Least Successful Human Cannonballは紹介していません。
なので、7枚目のアルバムの記事になります。
相変わらずのDESTRUCTIONのスラッシュ・メタルを聴くことができて、安心しました。
Metal Dischargeは、SchmierがDESTRUCTIONに復活して以降、3作品目のアルバムですが、音楽性は変わっていません。
独特なヴォーカルとギター。
疾走感もあります。
勢いもあります。
繰り返しになりますが、これまで聴いてきたDESTRUCTIONのスラッシュ・メタルです。
期待を裏切ることはありません。
興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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