にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第131回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドEXODUSのFabulous Disasterです。
有名なバンドですが、今回もにわか目線で紹介させていただきます。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Gary Holt – Guitars
Steve Souza – Vocals
Rick Hunolt – Guitars
Rob McKillop – Bass
Tom Hunting – Drums
Fabulous Disasterは3枚目のアルバムで、1989年1月30日にCombat Recordsからリリースされました。
このアルバムは国内盤もリリースされていて、1989年3月21日にCBS/Sony Recordsからリリースされました。
自分は国内盤CDと輸入盤CDの両方持っていますが、まずは国内盤を手に入れました。
しかし、国内盤のCDの音が小さかったので、リマスターされた輸入盤のCDを買い直しました。
EXODUSで唯一複数枚所有しているアルバムです。
収録曲数は全10曲で、収録時間は約51分です。
収録曲は国内盤も輸入盤も変わりません。
その収録曲は以下の通りです。
The Last Act Of Defiance
Fabulous Disaster
The Toxic Waltz
Low Rider (WAR)
Cajun Hell
Like Father, Like Son
Corruption
Verbal Razors
Open Season
Overdose (AC/DC)
WARとAC/DCのカバー曲が収録されていますが、リリース当時、AC/DCのカバーはCDだけの収録だったようです。
3曲目の「The Toxic Waltz」は、ミュージック・ビデオが制作されました。
過去の記事にも書きましたが、Fabulous Disasterが初めて買ったEXODUSのアルバムでした。
兎に角、速い曲を探していたので、期待しながら購入しました。
なぜ、1枚目のアルバムBonded By Bloodや2枚目のアルバムPleasures Of The Fleshではなく、3枚目のアルバムFabulous Disasterを買ったのか。
それは単純に、EXODUSを買いたかった時に、このアルバムしか売っていなかったからです。
そして、国内盤も出て、手に入れやすかったのが理由です。
しかし、発売当時、雑誌では、このアルバムの評価は低かったです。
自分も当時はそれを信じていたので、あまり期待していませんでした。
聴いてみて、2曲目の「Fabulous Disaster」と3曲目の「The Toxic Waltz」はすぐに気に入りました。
それ以外の曲は、特にミドル・テンポの曲は全然駄目でした。
なので、当時は、「Fabulous Disaster」と「The Toxic Waltz」ばかり聴いていた記憶があります。
速いスラッシュ・メタルを求めていたので、当然かも知れません。
しかし、今ではアルバム通して聴くことは、苦ではなくなりました。
ベイ・エリア・スラッシュ・メタルの代表的存在であるEXODUSのアルバムです。
1枚目のアルバムBonded By Bloodに比べれば、個性は無くなってきているかも知れませんが、自分はこのアルバムが好きです。
激速ではないですが、程よく疾走感があり、ミドル・テンポの曲も収録されています。
EXODUSは有名なバンドなので、聴かれた方は多いと思いますが、まだ聴かれたことがない方は、一度聴いてみてください。
ベイ・エリア・スラッシュ・メタルを知るには良いアルバムだと思います。
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