にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第190回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドDEATH ANGELのFrolic Through The Parkです。
DEATH ANGELは2回目の紹介です。
ベイ・エリア・スラッシュ・メタルを代表するバンドのひとつです。
著名なバンドです。
にわか目線で紹介します。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Mark Osegueda – Vocals (Lead)
Rob Cavestany – Guitars (Lead), Vocals (Lead) (Track 6)
Gus Pepa – Guitars
Dennis Pepa – Bass, Vocals (Lead) (Track 6)
Andy Galeon – Drums
Frolic Through The Parkは2枚目のアルバムで、1988年7月5日にEnigmaからリリースされました。
ビルボード200で143位に入ったアルバムです。
国内盤も1988年9月25日にAlfa Recordsからリリースされました。
全11曲収録で、収録時間は約57分です。
自分は輸入盤も国内盤もオリジナル盤を所有していません。
しばらく購入することはしませんでした。
理由は、レンタル店で借りたCDをダビングしたカセットを持っていたからです。
自分が持っているのは、1993年7月1日にRestless Recordsが再発したCDです。
しかし、このCDは上記の日にちでリリースされた記録がないので、再プレスされたものだと思います。
収録曲は以下の通りです。
3rd Floor
Road Mutants
Why You Do This
Bored
Devil’s Metal
Confused
Guilty Of Innocence
Open Up
Shores Of Sin
Cold Gin (Kiss)
Mind Rape
5曲目の「Devil’s Metal」は、リリースされた時はCDのみのボーナス曲でした。
10曲目は、KISSのカバー曲「Cold Gin」です。
4曲目の「Bored」は、ミュージック・ビデオが作られました。
名盤とされる1枚目のアルバムThe Ultra-Violenceと音楽性が変化した3枚目のアルバムAct IIIに挟まれた地味なアルバムの印象を個人的に持っていました。
割とリアル・タイムで、このアルバムを聴いていましたが、聴いていたのは、1曲目の「3rd Floor」ばかりでした。
しっかり聴いてみると、1枚目のアルバムの路線を引き継いだスラッシュ・メタルをやっています。
少しばかり3枚目のアルバムACT IIIで聴くことができる要素もあります。
速い曲はあまりありませんが、ミドル・テンポの曲も収録されており、緩急のあるアルバムです。
今になって聴きたいと思うようになったのは、当時ちゃんと聴いていなかった証拠です。
ベイ・エリア・スラッシュ・メタルを代表するようなアルバムではありませんが、悪い印象はありません。
このFrolic Through The Parkは、DEATH ANGELらしいアルバムだと思うので、一度聴いてみてください。
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