にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第228回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドDARK ANGELのLeave Scarsです。
DARK ANGELは2回目の投稿です。
最初は2枚目のアルバムDarkness Descendsを紹介しました。
その記事はこちらです。
今回もにわか目線で紹介していきます。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Ron Rinehart – Vocals (Lead)
Jim Durkin – Guitars, Vocals (Backing)
Eric Meyer – Guitars, Vocals (Backing)
Mike Gonzalez – Bass, Vocals (Backing)
Gene Hoglan – Drums, Vocals (Backing), Guitars (Rhythm)
【Guest / Session】
Ron Eriksen – Vocals (Additional) (Track 8)
ヴォーカルがRon Rinehartに変わって初めてのアルバムになります。
ゲストのRon Eriksenはアメリカのスラッシュ・メタル・バンドVIKINGのヴォーカル兼ギターの人です。
同じカリフォルニア州ロサンゼルス出身のバンドということで、参加したのでしょうね。
Leave Scarsは3枚目のアルバムで、1989年1月24日にCombat Recordsからリリースされました。
このアルバムは、ビルボード200で159位を獲得したそうです。
全9曲収録で、収録時間は約51分です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、1999年6月8日にCentury Media Recordsがリリースした再発盤CDです。
収録曲はオリジナル盤も再発盤も変わりません。
収録曲は以下の通りです。
The Death Of Innocence
Never To Rise Again
No One Answers
Cauterization
Immigrant Song (Led Zeppelin)
Older Than Time Itself
Worms
The Promise Of Agony
Leave Scars
5曲目はLED ZEPPELINのカバー曲「Immigrant Song」です。
スラッシュ・メタルらしいカバーになっていますが、このアルバムではちょっと浮いているかも知れません。
1曲目の「The Death Of Innocence」のサンプルを貼っておきます。
DARK ANGELは後追いで知りました。
一番最初に知ったのは、4枚目のアルバムTime Does Not Healでした。
雑誌の評論で知りました。
Time Does Not Healアルバムの宣伝文である「9 songs, 67 minutes, 246 riffs!」が印象に残っていました。
しかし、当時は長い曲が苦手だったので、長い曲が多かったTime Does Not Heal、そしてDARK ANGELを敬遠してしまいました。
遡って、2枚目のアルバムDarkness Descendsに収録されている「The Burning Of Sodom」を聴いてから印象が変わりました。
DARK ANGELを聴かなかったことを後悔しました。
それから、DARK ANGELのアルバムを探し始めましたが、見つかりませんでした。
そんな時、Century Media RecordsがCombat Recordsのバック・カタログを再発することを知りました。
その中に、DARK ANGELのアルバムが含まれていました。
この機会を逃すともうチャンスはないと思って、購入しました。
DARK ANGELをちゃんと聴いてみて、手に入れてよかったと思いました。
Leave Scarsは、前作Darkness Descendsと比べると、少し大人しくなった印象を持ちましたが、ドカドカ感と疾走感は健在です。
長い曲が増えましたが、最後まで聴きとおすことができました。
延々と書いてきましたが、思い出話ばかりですね。
正直、前作のDarkness Descendsの方が人気があると思います。
しかし、1980年代のスラッシュ・メタルを体験するには、良いアルバムのひとつだと思います。
機会があれば、一度聴いてみてください。
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