にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第253回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドPOSSESSEDのBeyond The Gates / The Eyes Of Horrorです。
上のアルバム・ジャケットですが、オリジナル盤にはバンド・ロゴは入っていません。
このジャケットは再発盤のものです。
POSSESSEDは2回目の紹介です。
1回目はファースト・アルバムSeven Churchesのことを書きました。
今回はセカンド・アルバムです。
POSSESSEDもベイ・エリア・スラッシュ・メタルに含まれるバンドです。
にわか目線で紹介していきます。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Jeff Becerra – Vocals, Bass
Mike Torrao – Guitars
Larry LaLonde – Guitars
Mike Sus – Drums
Beyond The Gatesは2枚目のアルバムで、1986年10月31日にCombat Recordsからリリースされました。
全11曲収録で、収録時間は約37分です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、1999年1月18日にCentury Media Recordsが再発したCDです。
この再発盤は、1987年5月31日にリリースされたThe Eyes Of Horror EPの5曲が同時に収録されたものです。
ちなみに、The Eyes Of Horror EPのプロデューサーは、著名なギタリストのJoe Satrianiが務めています。
The Eyes Of Horror EPのジャケットは下になります。
この再発盤は、Beyond The Gatesの1曲目の「Intro」と2曲目の「The Heretic」が一緒になっています。
なので、本来は16曲のところ、全15曲収録で、収録時間は約55分になっています。
このコンピレーション盤は、1999年の再発が最初ではありません。
すでに、1987年の時点でUnder One Flagからリリースされていました。
Century Media Recordsの再発盤の収録曲は以下の通りです。
Intro / The Heretic
Tribulation
March To Die
Phantasm
No Will To Live
Beyond The Gates
Beasts Of The Apocalypse
Seance
Restless Dead
Dogfight
Confessions
My Belief
The Eyes Of Horror
Swing Of The Axe
Storm In My Mind
6曲目のタイトル・トラック「Beyond The Gates」のサンプルを貼っておきます。
ベイ・エリア・スラッシュ・メタルのバンドの代表的な存在のひとつです。
いわゆる「デス・メタル」の先駆者的存在として知られています。
ファースト・アルバムSeven Churchesの最後の曲が「Death Metal」でした。
そのことからも後進のバンドにも少なからず影響を与えています。
今回、記事を書いているのは、セカンド・アルバムBeyond The Gatesです。
こちらのアルバムは、ファースト・アルバムに比べて、落ち着いた気がしますが、勢いは衰えていません。
もちろん、疾走曲もあります。
曲が単調ではなく、緩急もあるので、最後まで飽きることがありません。
EPのThe Eyes Of Horrorも音楽性は変わっていないので、続けて聴いても、違和感はありません。
1枚のアルバムとして、聴きとおすことができます。
POSSESSEDは有名なバンドなので、すでにお聴きになられている方も多いと思いますが、まだお聴きになられてことがない方は、一度聴いてみてください。
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