にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第295回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドSACRED REICHのHealです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Phil Rind – Vocals, Bass
Wiley Arnett – Guitars (Lead)
Jason Rainey – Guitars (Rhythm)
Dave McClain – Drums
Healは4枚目のアルバムで、1996年2月27日にMetal Blade Recordsからリリースされました。
前作IndependentをリリースしたHollywood Recordsから元のレーベルMetal Blade Recordsに復帰しての作品です。
国内盤も1996年4月10日にMercury Music Entertainmentからリリースされています。
全11曲収録で、収録時間は約34分です。
収録曲は以下の通りです。
Blue Suit, Brown Shirt
Heal
Break Through
Low
Don’t
Jason’s Idea
Ask Ed
Who Do You Want To Be? (Oingo Boingo)
Seen Through My Eyes
I Don’t Care
The Power Of The Written Word
8曲目は、アメリカのニュー・ウェイヴバンドOingo Boingoのカバー曲です。
4曲目の「Low」は、ミュージック・ビデオが作られました。
SACRED REICHは5枚目の紹介です。
スラッシュ・メタル不毛時代の作品の紹介です。
この頃、スラッシュ・メタルに興味を失っていましたが、何故か、SACRED REICHは追いかけていて、このアルバムを入手しました。
3枚目のアルバムIndependentから約3年の期間を経て、この作品Healはリリースされました。
前作ではヘヴィで、ダークさが前面に出ていた印象ですが、Healでは全体的にその要素は減っています。
曲によっては、ストレートなスラッシュ・メタルを聴くことができます。
この時代にしては、まだヘヴィで、ダークさに覆われる前のスラッシュ・メタルの面影を感じることができる作品です。
このアルバムHealは、2020年にはCDが、2023年にはカセットが再発されています。
スラッシュ・メタルが下火だった時代の作品ですが、SACRED REICHらしいアルバムだと思います。
まだ、お聴きになられたことがない方は、一度聴いてみてください。
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