にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第381回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドLAAZ ROCKITのLeft For Deadです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Michael Coons – Vocals
Phil Kettner – Guitars
Aaron Jellum – Guitars
Willy Lange – Bass
Sky Harris – Drums
ドラムスのSky Harris以外は、オリジナル・メンバーです。
Left For Deadは6枚目のアルバムで、2008年7月25日にMassacre Recordsからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約50分です。
デジパックも同時にリリースされていて、こちらにはボーナス曲として、ライブ2曲が収録されています。
全12曲収録で、収録時間は約60分です。
国内盤は、2008年12月17日にSpiritual Beastからリリースされました。
国内盤は、ボーナス曲として、ライブ4曲が収録されています。
全14曲収録で、収録時間は約70分です。
自分は輸入盤デジパックを持っています。
なので、国内盤に収録されているライブ2曲を聴くことができません。
輸入盤デジパックの収録曲は以下の通りです。
Brain Wash
Delirium Void
Erased
My Euphoria
Ghost In The Mirror
Turmoil
Liar
Desolate Oasis
No Man
Outro
Leather Face (Live) (Bonus Tracks)
Prelude (Live) (Bonus Tracks)
1曲目の「Brain Wash」のサンプルを貼っておきます。
LAAZ ROCKITは4枚目のアルバム紹介です。
ちなみに、LAAZ ROCKITの正式な表記は、LAAZのAの上に・が付きます。
今回紹介しているLeft For Deadは、1991年にリリースされた5枚目のスタジオ・フル・アルバムNothing$ $acredから約17年ぶりにリリースされたものです。
なお、正式な音源としては、1992年にライブ・アルバムTaste Of Rebellion – Live In Cittaをリリースしているので、約16年ぶりとなります。
肝心の内容ですが、1980年代当時の音ではなく、2000年代の音になっています。
曲は疾走チューンやスロー・テンポのものもあり、緩急のある内容は過去の作品と変わりませんが、やはり21世紀の作品になっています。
過去のLAAZ ROCKITを期待すると肩透かしを食うかも知れません。
新しく生まれ変わったLAAZ ROCKITと考えた方が良いです。
2000年代は、1980年代のスラッシュ・メタルに影響を受けたバンドが数多く出てきた時期です。
スラッシュ・メタルのリバイバル・ブームでした。
1980年代に活動していたバンドも復活作をリリースしていました。
その中のひとつが今回紹介しているLeft For Deadです。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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