にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第415回です。
今回紹介するのは、カナダのバンドRAZORのCustom Killingです。
上は再発盤のアルバム・ジャケットです。
下がオリジナル盤のアルバム・ジャケットになります。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Stace McLaren – Vocals
Dave Carlo – Guitars
Mike Campagnolo – Bass
M-Bro – Drums
Custom Killingは4枚目のアルバムで、1987年7月にFringe Productからリリースされました。
全8曲収録で、収録時間は約46分です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が持っているのは、2019年10月25日にHigh Roller Recordsから再発されたCDです。
このCustom Killingの再発は、初期のRAZORのアルバムで最後に再発された作品です。
ギターのDave Carloがあまり気に入っていないらしい作品なので、再発が遅くなったのかも知れません。
しかし、2019年に無事再発されたことで、RAZORの作品をすべて揃えることができました。
再発盤は、オリジナル盤通りの内容となっています。
収録曲は以下の通りです。
Survival Of The Fittest
Shootout
Forced Annihilation
Last Rites
Snake Eyes
White Noise
Going Under
Russian Ballet
2曲目の「Shootout」のサンプルを貼っておきます。
RAZORは8枚目のアルバム紹介になります。
順番は前後しましたが、4枚目のアルバムCustom Killingの記事を書いています。
後は、2022年にリリースされた9枚目のアルバムCycle Of Contemptを紹介すると、スタジオ・フル・アルバムは、すべて紹介したことになります。
Cycle Of Contemptについては、いつか記事を書きたいと思います。
Custom Killingの特徴は、レコードで言うと、A面とB面のトップが約11分強の曲ということです。
RAZORの新たな試みを示したアルバムです。
その約11分強の2曲「Survival Of The Fittest」と「Last Rites」ですが、ちゃんと展開があり、疾走パートもあるので、飽きることなく、最後まで聴きとおすことができます。
その他の曲では、RAZORらしいスピード・チューンを聴くことができます。
メンバーの評価が低い作品ですが、自分は聴いてみて、良かったと思いました。
もしこの記事を読んで、興味を持っていただけたなら、一度聴いてみてください。
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