にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第418回です。
今回紹介するのは、ドイツのバンドKREATORのViolent Revolutionです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Mille Petrozza – Vocals, Guitars
Sami Yli-Sirniö – Guitars
Christian Giesler – Bass
Ventor – Drums
WALTARIのメンバーでもあり、現在までギタリストを務めているSami Yli-Sirniöが初めて参加した作品です。
Violent Revolutionは10枚目のアルバムで、2001年9月25日にSPV / Steamhammerからリリースされました。
全12曲収録で、収録時間は約57分です。
国内盤は、2001年9月21日にNippon Crown Co., Ltd.からリリースされました。
国内盤の方がリリースが早かったんですね。
内容は輸入盤も国内盤も同じです。
自分は、国内盤を持っています。
収録曲は以下の通りです。
Reconquering The Throne
The Patriarch
Violent Revolution
All Of The Same Blood
Servant In Heaven – King In Hell
Second Awakening
Ghetto War
Replicas Of Life
Slave Machinery
Bitter Sweet Revenge
Mind On Fire
System Decay
3曲目のタイトル・トラックである「Violent Revolution」は、ミュージック・ビデオが作られました。
KREATORは6枚目のアルバム紹介です。
1990年リリースの5作目Coma Of Soulsに続いて、KREATORのアルバム紹介の記事を書いています。
1990年代には、4枚のアルバムをリリースしているKREATORですが、ゴシック方面への音楽性の変化もあり、アルバム紹介から一旦外しています。
Violent Revolutionは、上記した音楽性から脱却し、スラッシュ・メタルへ回帰した作品です。
初期のように爆発的な勢いと疾走感のある路線ではないです。
ミドル・テンポの曲もありますが、疾走チューンもあり、バランスの良い作品です。
アグレッシブですが、メロディアスでもあります。
とにかく、スラッシュ・メタルに復帰してくれてよかったと思えるアルバムです。
1990年代の音楽性が変化した時期の作品も無視できないと思いますが、スラッシュ・メタルが好きな方は、やはりこの路線でないと駄目だと思います。
2022年1月21日には、国内盤で、全17曲のライブ曲が収録されたボーナスCDが付いて、Chaos Reignsから再発されました。
興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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