にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第452回です。
今回紹介するのは、ドイツのバンドKREATORのEnemy Of Godです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Mille Petrozza – Vocals, Guitars
Sami Yli-Sirniö – Guitars
Christian Giesler – Bass
Ventor – Drums
【Guest / Session】
Michael Amott – Guitars (Lead) (Track 7)
前作と同じメンバーで、今作もレコーディングされました。
ゲストは、ARCH ENEMYのMichael Amottです。
Enemy Of Godは11枚目のアルバムで、2005年1月10日にSPV / Steamhammerからリリースされました。
この作品のプロデューサーは、前作に引き続き、Andy Sneapが務めています。
全12曲収録で、収録時間は約56分です。
この作品は、いろいろなフォーマットでリリースされましたが、自分が持っているのが、輸入盤のエンハンスドCDです。
13曲目に「Impossible Brutality」のビデオが収録されています。
上記の収録曲数と時間には含めていません。
同時に、DVD付きもリリースされましたが、内容は以下の通りです。
Impossible Brutality (Video)
Making Of…Impossible Brutality (Video)
Making Of… Enemy Of God
Violent Revolution (Live)
Phobia (Live)
国内盤は、2005年1月25日にNippon Crown Co., Ltd.からリリースされました。
CDとDVD付きCDの2種類がリリースされました。
CDは、「Toxic Trace」と「Coma Of Souls」のライブ2曲がボーナス曲として収録されています。
国内盤CDは、全14曲収録で、収録時間は約65分になっています。
DVDは、輸入盤と同じ内容です。
国内盤を持っていた方がお得でしたね。
輸入盤のエンハンスドCDの収録曲は以下の通りです。
Enemy Of God
Impossible Brutality
Suicide Terrorist
World Anarchy
Dystopia
Voices Of The Dead
Murder Fantasies
When Death Takes It’s Dominion
One Evil Comes – A Million Follow
Dying Race Apocalypse
Under A Total Blackened Sky
The Ancient Plague
Impossible Brutality (Video)
1曲目のタイトル・トラック「Enemy Of God」、2曲目の「Impossible Brutality」と5曲目の「Dystopia」は、ミュージック・ビデオが作られました。
KREATORは7回目の登場です。
前回は、前作の10枚目のアルバムViolent Revolutionを紹介しました。
今回は、11枚目のアルバムEnemy Of Godです。
前作で、スラッシュ・メタルへの回帰を果たしたKREATORですが、今作もその路線を推し進めてくれました。
1曲目のタイトル・トラック「Enemy Of God」は、攻撃的なスラッシュ・メタルです。
その後も、その攻撃性に加えて、勢いを感じさせる楽曲が続きます。
ミドル・テンポの曲もありますが、KREATORらしさは失われていません。
今作Enemy Of Godでは、ドラマティックなスラッシュ・メタルも堪能できます。
興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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