にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第462回です。
今回紹介するのは、イギリスのバンドTORANAGAのGod’s Giftです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Mark Duffy – Vocals
Andy Mitchel – Guitars
Andy Burton – Bass
Steve Todd – Drums
God’s Giftは2枚目のアルバムで、1990年にChrysalisからリリースされました。
レコード、カセットは、全8曲収録で、収録時間は約42分です。
CDは、1曲多く収録されていて、全9曲収録で、収録時間は約47分になっています。
国内盤は、1991年1月18日にToshiba EMIからリリースされました。
国内盤の収録内容は、輸入盤CDと同じです。
自分はオリジナル盤を所有していません。
自分が持っているのは、2013年3月12日にDivebomb Recordsがリリースした再発盤CDです。
この再発盤CDは、オリジナル盤CD同様の9曲に、未発表曲3曲がボーナス曲として収録されています。
なので、全12曲収録で、収録時間は約61分になっています。
再発盤CDの収録曲は以下の通りです。
The Shrine
Psychotic
Sword Of Damocles
Hammer Of The Skull
Food Of The Gods
Disciples
Last Breath Of Life
Black Is The Mask
Execution
Beauty & The Beast (Bonus Track)
Eternity’s End (Bonus Track)
Oh Well (Bonus Track)
1曲目の「The Shrine」は、ミュージック・ビデオが作られました。
TORANAGAは初めてのアルバム紹介です。
イギリス、正確には、イングランドのウェスト・ヨークシャー州ブラッドフォード出身です。
バンドの結成は古く1982年です。
結成当初は、NWOBHMに属していましたが、後に、スラッシュ・メタルに転向しています。
バンドの活動は、1992年で、一旦終了します。
そこから、3度の復活を果たし、現在では、TORANAGA UKというバンド名で活動しています。
自分は、リアル・タイムでは、TORANAGAを知りませんでした。
その存在を知ったのは、2000年代中頃、イギリスのスラッシュ・メタル・バンドを聴きたい、と思った時だと思いますが、知った時期が遅すぎました。
当然、CDを見つけることができませんでした。
しかし、2013年に、過去のスラッシュ・メタル・バンドの再発を活発に行っているDivebomb Recordsから今回紹介しているGod’s Giftがリリースされることを知りました。
リリースされて、専門店で販売されると、即購入しました。
その時、ようやく手に入れることができました。
早速、聴いてみました。
内容的には、ヘヴィなスラッシュ・メタルです。
疾走曲はほとんどなく、ミドル・テンポや緩急のある曲が収録されたアルバムでした。
この作品を1990年当時に聴いていたら、すぐに飽きていたと思います。
当時は、スラッシュ・メタルに速さを求めていたからです。
しかし、2013年には、速さだけでなく、ヘヴィなスラッシュ・メタルを最後まで聴くことができました。
1990年代のOVERKILLが好みならば、TORANAGAのこの作品も受け入れることができると思います。
興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
コメント