にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第506回です。
今回紹介するのは、スウェーデンのバンドF.K.Ü.のThe Horror And The Metalです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Larry Lethal – Vocals
Pete Stooaahl – Guitars
Pat Splat – ass
Unspeakable Emp – Drums
【Guest / Session】
Tomas Åkvik – Vocals (Additional) (Track 4)
メンバーは前作から変わりません。
ゲストのTomas Åkvikは、スウェーデンのデス・メタル・バンドLIKのヴォーカル兼ギターです。
The Horror And The Metalは6枚目のアルバムで、2024年2月9日にDespotz Recordsからリリースされました。
全10曲収録で、収録時間は約36分です。
国内盤も同じ2024年2月9日にSpiritual Beastからリリースされました。
国内盤には、「Body Hammer」という曲がボーナス曲として収録されています。
なので、国内盤は、全11曲収録で、収録時間は約38分です。
自分は、ボーナス曲目当てで、国内盤を買いました。
国内盤の収録曲は以下の通りです。
The Horror And The Metal
(He Is) The Antichrist
The Spawning
Don’t Have To Go To Texas
Harvester Of Horror
Deep Cuts
They Are 237
Bringing Back The Dead
Some Kind Of Mosher
You Are Who You Eat
Body Hammer (Bonus Track)
1曲目のタイトル・トラック「The Horror And The Metal」、2曲目の「(He Is) The Antichrist」と3曲目の「The Spawning」は、ミュージック・ビデオが作られました。
F.K.Ü.は6枚目のアルバム紹介です。
彼らは、6枚のスタジオ・フル・アルバムをリリースしているので、今回ですべて紹介したことになります。
前回も書きましたが、F.K.Ü.はFreddy Krueger’s Ünderwearの頭文字の略です。
前作1981から今作The Horror And The Metalは、約7年のブランクがありました。
長い間、待ちました。
待望の新作でした。
音楽的には、ミドル・テンポの曲が増えた印象です。
曲も約3分台の曲が増えました。
もちろん、相変わらずの疾走感や軽快さもありますが、過去の作品よりは若干ヘヴィです。
歌詞のテーマはホラーが多いですが、音楽性はダークではないので、その点は安心できます。
話は横道に逸れますが、今回の曲のタイトルは、偶然かもしてませんが、METALLICAを意識したものが見受けられます。
例えば、「Harvester Of Horror」と「Some Kind Of Mosher」です。
しかし、約7年ぶりに出たとは思えないほど、F.K.Ü.らしさは健在でした。
安心して、聴くことができました。
興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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