にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第509回です。
今回紹介するのは、アメリカのバンドTOXIC HOLOCAUSTのAn Overdose Of Death…です。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Joel Grind – Vocals, Guitars, Bass
【Guest / Session】
Donny Paycheck – Drums
今作はドラムをゲストに迎えています。
An Overdose Of Death…は3枚目のアルバムで、2008年9月2日にRelapse Recordsからリリースされました。
全13曲収録で、収録時間は約37分です。
国内盤は、2008年8月27日にRelapse Japanからリリースされました。
ちなみに、国内盤の方が先行リリースだったんですね。
そして、国内盤には、ボーナス曲が1曲収録されています。
なので、全14曲収録で、収録時間は約39分です。
国内盤の収録曲は以下の通りです。
Wild Dogs
Nuke The Cross
Endless Armageddon
Future Shock
War Game
In The Name Of Science
March From Hell
Gravelord
War Is Hell
The Lord Of The Wasteland
Feedback, Blood & Distortion
Death From Above
City Of A Million Graves
666 (Bonus Track)
9曲目の「War Is Hell」と14曲目のボーナス曲「666」は、ファースト・アルバムEvil Never Diesに収録されていた曲の再録です。
1曲目の「Wild Dogs」、2曲目の「Nuke The Cross」と10曲目の「The Lord Of The Wasteland」は、ミュージック・ビデオが作られました。
TOXIC HOLOCAUSTは3枚目のアルバム紹介です。
今作An Overdose Of Death…からRelapse Recordsと契約して、音源の流通が良くなり、手に入れやすくなった記憶があります。
ファースト・アルバムEvil Never Diesやセカンド・アルバムHell On Earthは、2008年に再発され、国内盤も2010年に再発されました。
当時、TOXIC HOLOCAUSTを入手しやすくなったので、元々あった知名度が更に上がったと思います。
ジャンル的には、スピード/スラッシュ/ブラック・メタルに分類されています。
その要素を含みながら、音楽的には、初期からほとんど変化は見られません。
アルバムを通じて、疾走感溢れる楽曲を聴くことができます。
しかし、若干の展開のある曲を聴くこともでき、初期2作から工夫はされています。
ちなみに、TOXIC HOLOCAUSTは2025年に来日します。
約15年ぶりだそうです。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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