にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第534回です。
今回紹介するのは、カナダのバンドOBLIVEONのFrom This Day Forwardです。
このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Stéphane Picard – Vocals, Bass
Martin Gagné – Guitars
Pierre Rémillard – Guitars
Alain Demers – Drums
From This Day Forwardは1枚目のアルバムで、1990年10月1日にActive Recordsからリリースされました。
全7曲収録で、収録時間は約40分です。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が所有しているのは、2024年5月5日にAwakening Recordsから再発されたCDです。
1,000枚限定のリリースです。
この再発盤には、ボーナス曲として、5曲のデモが収録去れています。
なので、全12曲収録で、収録時間は約71分です。
再発盤の収録曲は以下の通りです。
From This Day Forward
Fiction Of Veracity
Droïdomized
Imminent Regenerator
It Should Have Stayed Unreal
Access To The Acropolis
Chronocraze
Fiction Of Veracity (Pre-Production Demo 89)
Desideratum (Pre-Production Demo 89)
Chronocraze (Pre-Production Demo 89)
Droïdomized (Pre-Production Demo 89)
Access To The Acropolis (Pre-Production Demo 89)
1曲目のタイトル・トラック「From This Day Forward」のサンプルを貼っておきます。
OBLIVEONは初めての紹介です。
1987年にOBLIVIONとして結成され、1989年にOBLIVEONに改名。
2002年に活動休止。
2000年代に2度復活。
2014年に復活しています。
カナダのケベック州ロンゲール出身。
ジャンルとしては、テクニカル・デス/スラッシュ・メタルの範疇に入るようです。
後期の作品では、グルーヴ・メタルに転向したようですが、アルバムは聴いていません。
なので、詳細は分かりません。
今回は、ファースト・アルバムであるFrom This Day Forwardの紹介に注力したいと思います。
何回も書いているかも知れませんが、当初は、テクニカルなスラッシュ・メタルは苦手でした。
しかし、ちゃんと聴いてみると、複雑な展開はあるものの、緩急や疾走パートもしっかりあり、それがかっこいいバンドも存在して、聴かず嫌いなところがありました。
OBLIVEONもそんなバンドのひとつでした。
ヴォーカルはデス・ヴォイス一歩手前で、テクニカルな演奏の上に乗っかっています。
展開や緩急の変化はありますが、そんなに複雑ではなく、聴きやすかったです。
疾走部分もあり、スラッシュ・メタルの片鱗を感じます。
テクニカル・スラッシュですが、ちゃんと聴いてみて、良かったです。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。
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