にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第612回です。
今回紹介するのは、スウェーデンのバンドHEXENHAUSのThe Edge Of Eternityです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Tommie Agrippa – Vocals (Lead)
Mike Wead – Guitars
Marco A. Nicosia – Guitars
Marty Marteen – Bass
Johan Billerhag – Drums
【Guest / Session】
Thomas Jeager – Guitars (Rhythm)
Stefan Järnståhl – Keyboards
ギターのMike Wead以外のメンバーが一新されています。
The Edge Of Eternityは2枚目のアルバムで、1990年11月1日にActive Recordsからリリースされました。
全8曲収録で、収録時間は約39分です。
このアルバムのプロデューサーは、ギターのMike WeadとCANDLEMASSのアルバムをプロデュースしたことがあるMats Lindforsの二人です。
ここでもCANDLEMASS人脈が活かされています。
自分はオリジナル盤を持っていません。
自分が所有しているのは、2025年5月16日にROAR / Rock Of Angelsが再発したCDです。
収録内容はオリジナル盤と同じです。
収録曲は以下の通りです。
Prelude
Toxic Threat
Prime Evil
Home Sweet Home (Ward Sweet Ward)
The House Of Lies
A Temple For The Soul
The Eternal Nightmare – Act One
At The Edge Of Eternity
2曲目の「Toxic Threat」のサンプルを貼っておきます。
HEXENHAUSは2枚続けてのアルバムの紹介になります。
スウェーデン出身のテクニカル・スラッシュ/スピード・メタルのバンドです。
前回の1枚目のアルバムA Tribute To Insanityの紹介の記事にも書きましたが、HEXENHAUSはリアル・タイムでは知りませんでした。
2000年代になって、自分の聴きたい音楽がスラッシュ・メタルに回帰した時に知りました。
それからは音源を探すことになるのですが、YouTubeで聴くことしかできませんでした。
しかし、2025年にCDが再発されることになり、ようやくフィジカルで手に入れることができました。
そして、ちゃんとした形で、アルバムを聴けるようになりました。
個人的な印象ですが、The Edge Of Eternityは前作A Tribute To Insanityよりもテクニカル度が上がった気がします。
疾走感があり、曲の展開の複雑さも増していますが、聴くのが苦手なほどの変化ではありません。
ラストは13分越えの曲です。
長尺の曲は途中で飽きてしまい、聴く自信がないのですが、この曲は最後まで聴くことができました。
楽曲の途中に適度に疾走感のあるパートがあったことが良かったのかもしれません。
全体を通して聴いても、約39分なので、すぐに聴き終えてしまいます。
2025年に再発されたので、今なら入手しやすいと思います。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。


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