にわかがおすすめするスラッシュ・メタル・アルバムの第618回です。
今回紹介するのは、イギリスのバンドHYDRA VEINのRather Death Than False Of Faith / After The Dreamです。
コンピレーション・アルバムです。

まずは、Rather Death Than False Of Faithのアルバム・ジャケットです。

次に、After The Dreamのアルバム・ジャケットです。

このアルバムのレコーディング・メンバーは以下の通りです。
Mike Keen – Vocals
Danny Ranger – Guitars (Tracks 1-8)
Stephen Davis – Guitars (Tracks 1-8)
Paul Bate – Guitars (Tracks 9-14)
Jon Balfour – Guitars (Tracks 9-14)
Damon Maddison – Bass
Nathan Maddison – Drums
ベースのDamon MaddisonとドラムのNathan Maddisonは兄弟で、イギリスのスラッシュ・メタル・バンドDEATHWISHの元メンバーです。
Rather Death Than False Of Faith / After The Dreamはコンピレーション・アルバムで、2008年1月21日にBlackendからリリースされました。
全14曲収録で、収録時間は約72分です。
今回紹介しているのは、コンピレーション・アルバムなので、元々の作品を下記で紹介します。
Rather Death Than False Of Faithは1枚目のアルバムで、1988年9月にMetalother Recordsからリリースされました。
全8曲収録で、収録時間は約39分です。
当初は、レコードとカセットのリリースでした。
初めての単体CDは、2015年にDark Symphoniesから再発されました。
この作品は、アルバム・ジャケットが特徴的ですね。
次に、After The Dreamは2枚目のアルバムで、1989年12月にR.K.T. Recordsからリリースされました。
全6曲収録で、収録時間は約32分です。
当初は、レコードのみのリリースでした。
初めての単体CDは、2016年5月18日にDark Symphoniesからリリースされました。
自分が持っているのは、コンピレーション・アルバムなので、その収録曲は以下の通りとなります。
[Rather Death Than False Of Faith]
Rabid
Crucifier
The House
Right To Die
Rather Death Than False Of Faith
Misanthropic
Harlequin
Guillotine
[After The Dream]
7*U*S*C
Pro Patria
Born Through Ignorance
Passed Present / No Future
Turning Point
After The Dream / Requiem
1曲目の「Rabid」のサンプルを貼っておきます。
13曲目のタイトル・トラック「After The Dream / Requiem」のサンプルを貼っておきます。
HYDRA VEINは初めて記事を書きます。
イギリスのイースト・サセックス州ブライトン出身のバンドです。
1987年に結成されましたが、1990年に活動休止しています。
しかし、2019年に復活を果たしています。
このバンドは音楽よりもファースト・アルバムであるRather Death Than False Of Faithのアルバム・ジャケットの醜さで有名だと思います。
なぜ、このジャケットにしたのか分からないですが、逆に、酷さを狙っていたなら、成功していますね。
音楽自体は、疾走感溢れるスラッシュ・メタルを聴けるのにも関わらず、アルバム・ジャケットで損をしているかも知れないです。
After The Dreamのアルバム・ジャケットはかなりまともになりました。
音楽性は、前作から変化なく、疾走感と勢いのあるスラッシュ・メタルを聴くことができます。
コンピレーション・アルバムを聴いていますが、1枚を通して聴いて、違和感はなかったです。
同じことを書いていますが、アルバム・ジャケットで判断してはいけない作品だと思いました。
もし、興味をもたれたなら、一度聴いてみてください。


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